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大倉草紙

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【東京・中央区】 北村透谷・島崎藤村記念碑

2010年07月28日 21時00分00秒 | 旅 - 東京都
2010年7月17日(土)


(東京都中央区銀座5-1-13)
「この泰明小学校は明治十一年六月に開校され、北村透谷と島崎藤村はその初期の卒業生でした。
 北村透谷(一八六八~一八九四)は、現在の神奈川県小田原市に生まれ、明治十四年に家族とともに京橋区弥左衛門町(現在の銀座四丁目)に転居し、翌年卒業するまで泰明小学校に通いました。その後、自由民権運動に惹かれて政治運動を志しましたが、後に文筆活動に転じ文芸評論家・詩人として活躍しました。明治二十六年雑誌『文学界』に参加した透谷は、文芸における自由主義を唱え、近代浪漫主義文学の開拓者といわれました。
 島崎藤村(一八七二~一九四三)は、中山道馬籠宿(現在の岐阜県中津川市)に生まれ、明治十四年に上京し、京橋区槍屋町(現在の銀座三・四丁目付近)の姉の嫁先から泰明小学校に通学しました。明治学院在学中に文学への関心を深めた藤村は、『文学界』の活動を通して等国から深い影響を受けました。著作に『若菜集』・『春』・『夜明け前』などがあり、中でも『破戒』は自然主義文学の先駆と言われています。
   昭和五十一年二月    中央区教育委員会」(案内板より)


泰明小学校


泰明小学校の前に植えられている「銀座の柳」

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