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【東京・千代田区】 我が国の大学発祥の地(東京大学発祥の地)

2011年01月01日 21時00分00秒 | 旅 - 東京都
11月20日(土)


(東京都千代田区神田錦町3-28)


学士会館が建っている場所は、我が国の大学発祥地(東京大学発祥の地)である。

「我が国の大学発祥地 
 当学士会館の現在の所在地は我が国の大学発祥地である。
 すなわち、明治十年(一八七七年)四月一二日に神田錦町三丁目に在った東京開成学校と神田和泉町から本郷元富士町に移転していた東京医学校が合併し、東京大学が創立された。
 創立当所は法学部・理学部・文学部・医学部の四学部を以て編成され、法学部・理学部・文学部の校舎は神田錦町三丁目の当地に設けられていた。
 明治十八年(一八八五年)法学部には文学部中の政治学及び理財学科が移され法政学部と改称され、また理学部の一部を分割した工芸学部が置かれた。このようにして東京大学は徐々に充実され明治十八年までに本郷への移転を完了した。
 従って、この地が我が国の大学発祥地すなわち東京大学発祥の地ということになる。
 明治十九年三月東京大学は帝国大学と改称され、その時、それまで独立していた工部大学校と工芸学部が合併され工科大学となり、その後東京農林学校が農科大学として加えられ、法・医・工・文・理・農の六分科大学と大学院よりなる総合大学が生まれ帝国大学と名づけられた。
 更に、明治三十年(一八九七年)には京都帝国大学の設立に伴い、東京帝国大学と改称された。
 爾後明治四十年に東北帝国大学、明治四十四年に九州帝国大学、大正七年に北海道帝国大学、昭和六年に大阪帝国大学、昭和十四年に名古屋帝国大学が設立された他、戦後なくなったが大正十三年に京城帝国大学、昭和三年に台北帝国大学がそれぞれ設立された。
 昭和二十二年(一九四七年)に至って、右の七帝国大学はそれそれ東京大学、京都大学、東北大学、九州大学、北海道大学、大阪大学、名古屋大学と呼称が変更された。
 明治十九年七月創立の学士会は以上の九大学の卒業生等を以て組織され、その事業の一つとして、当学士会館を建設し、その経営に当つている。

  平成三年(一九九一年)十一月   学士会」(案内板より)

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