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【東京・新宿区】 玉川上水水番所跡・水道碑記

2011年01月26日 21時00分00秒 | 旅 - 東京都
12月24日(金)


(東京都新宿区内藤町87番地)
水道碑記は、東京都水道局新宿営業所の敷地内に建っている。
ここは、玉川上水水番所跡でもある。

「玉川上水水番所跡
 玉川上水は、多摩川の羽根村堰で取水し、四谷大木戸までは開渠で、四谷大木戸から江戸市内へは石樋・木樋といった水道管を地下に埋設して通水した。
 水番所には、水番人一名が置かれ、水門を調節して水量を管理したほか、ごみの除去を行い水質を保持した。当時、水番所構内には、次のような高札が立っていた。
   定
 一、此上水道において魚を取水をあび
   ちり芥捨べからず 何にても物あらひ申間敷
   竝両側三間通に在来候並木下草
   其外草刈取申間敷候事
 右之通相背輩あらば可為曲事者也
  元文四巳未年十二月  奉行

 
 東京都指定有形文化財(古文書)
 水道碑記(すいどうのいしぶみのき)
   指定年月日 昭和五年十二月
 玉川上水開削の由来を記した記念碑で、高さ四六〇センチ、幅二三〇センチ。上部の篆字は徳川家達、撰文は肝付兼武、書は金井之恭、刻字は井亀泉によるもので、表面に七八〇字、裏面に一三〇字が陰刻されている。
 碑の表面には明治十八年の年記が刻まれているが、建立計画中に発起人西座真治が死亡したため、一時中断し、真治の妻の努力により、明治二十八年(一八九五)完成したものである(裏面銘文)。」(案内板より)

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