大倉草紙

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【兵庫】 西宮神社

2008年06月11日 19時15分12秒 | 旅 - 兵庫県
(阪神電車・西宮駅) → 【西宮神社】


西宮神社は、日本に約3,500ある戎社の総本社。
「十日えびす」の参拝者は、100万人を超えるとか。


           
               表大門(重要文化財)

「表大門」は、豊臣秀頼が寄進したものといわれる。
「十日戎開門神事福男選び」(通称「福男選び」)では、大勢の人がこの「表大門」の開門と同時に本殿を目指して疾走し、1着~3着までの人が、その年の「福男」となる。
新年にテレビで見た映像では、あちこちで転倒する人が映っていたせいか、門から本殿まで、かなりの距離があるように思えた。
実際にはそれほどでもない。230mだそうだ。
 

    
               大練塀(重要文化財)

「大練塀」は、境内の東面から南面に巡る、全長247mの練塀。
規模の大きさ、構造の堅牢さにおいて他に類例をみないもので、蓮華王院(三十三間堂)の太閤塀、熱田神宮の信長塀とともに、三練塀の一つに数えられているとのこと。


           
                   神馬舎

「表大門」を入って2つ目の鳥居の手前に、「神馬舎」がある。
「十日えびす」の前夜に、えびす様が市中を乗馬で巡回するという伝説があるとのこと。


    
                    拝殿

朱塗りの拝殿はとても美しい。
「十日えびす」の期間中は、この拝殿に「招福マグロ」が置かれる。
商売繁盛や金運上昇を願う参拝客が、このマグロに硬貨を貼り付けるらしい。


     
     拝殿前の狛犬・前から        拝殿前の狛犬・後ろから

拝殿前の狛犬は、尾に特徴がある。


    
                    本殿

本殿は、徳川家綱によって造営される。
現在残っているのは、戦災で消失した後、昭和36年に復元したもの。
春日造りの屋根を三棟連結した三連春日造。
非常に珍しい造りらしい。
吉野水分神社の本殿の造りに似ている。


     
          境内の池               池の鶴と亀

境内には、大きな池がある。
鶴もいる……と思ったら、作り物、
と思ったら、鶴の足元の亀は本物。
気味が悪いくらい、うじゃうじゃいる亀。


     
       伊勢神宮遥拝所            西宮神社の御朱印

池の中央には、「伊勢神宮遥拝所」がある。
毎年10月17日の神宮祭には、ここから伊勢神宮を遥拝するらしい。

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