大倉草紙

旅の記録 食の記録 日々の記録

【大阪】 平成20年<春季展>「茶碗を愉しむ」 (湯木美術館)

2008年06月10日 19時08分10秒 | 美術館・博物館・記念館・資料館
(大阪市営地下鉄御堂筋線・淀屋橋駅) → 【財団法人湯木美術館】


     
                 財団法人湯木美術館

湯木美術館の初代館長は、「吉兆」の創始者である湯木貞一氏。
ここでは、湯木氏の茶の湯のコレクションを、年に2回、春と秋に公開している。
平成20年春季展(後期)を見に行った。


     
           ロビー                   会場

2階の受付と会場の間にある小さなロビーには、初代館長の湯木貞一氏の写真が飾られている。


     
    会場に入って正面の掛軸             台目席

会場に入って正面の掛軸には、「吉兆は お茶と料理で 天下一」とある。
改めて、船場吉兆の一連の不祥事を残念に思う。
 
台目席の掛物は一行・龍池柳色雨中深(不昧筆)、釜は筒桐地紋(道仁作)、風炉は遠州好唐銅色紙(浄清作)、水差は秋田春慶釣瓶 了々斎在判、茶器は膳所耳付茶入 銘五月雨、茶碗は黒楽平(宗入作)、茶杓は銘虹(宗和作)、建水は南蛮ハンネラ、蓋置は竹 松永耳庵在判。


    
                大井戸茶碗(銘対馬)

    
             本手瀬戸唐津茶碗(銘郭公)

地味めだけれど、気に入った2点。

最新の画像もっと見る