本日の行程:(JR・京都駅…タクシー) → 【東福寺】 → 【龍吟庵】 → 【即宗院】 → (タクシー) → 【開館25周年記念 館蔵名品展(野村美術館)】 → (タクシー) → 【琳派展ⅩⅠ 花の協奏曲(細見美術館)】 → 【ふたつで一つ(京都市美術館)】
紅葉の秋の東福寺を訪れる。
平日というのに、人が多い。
タクシーの運転手の話では、先日の3連休に比べれば今日はまだマシなほうなのだそうだ。
多くの人の心を惹きつけるだけあって、こちらの紅葉は格別だ。
それもそのはず、東福寺の楓は形も違う。
先が3つに分かれている「三ツ葉楓」は、聖一国師が宋から持ち帰ったものだという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/d2/262596d6142cfbc0b3d54cf57cba7d81.jpg)
臥雲橋より通天橋を望む
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/dc/14b898d2a874232a3e00b09e28e7a941.jpg)
通天橋から臥雲橋を望む
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/64/f81bbd61de7420c991d69fb8ab9effe1.jpg)
通天橋から方丈を望む
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/1e/d069e27c19d692f9ad096f61e94c4f68.jpg)
三門(国宝)
室町初期に再建されたもの。
日本最古の三門なのだそうだ。
扁額「妙雲閣」の筆は足利義持によるもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/5d/f256058c0013e6d8768eb52658cf7971.jpg)
本堂
昭和9年(1934)建立。
天井には、堂本印象作の「蒼龍図」があるという。
3月に開かれる涅槃会でには、明兆が描いた「大涅槃図」が公開される。
釈迦の入滅を悲しむ弟子や動物たちが描かれていて、その中にはなんと猫もいるそうだ。
あぁ、見てみたい。
明兆が涅槃図を描いていると、猫が絵の具を咥えてやって来たので、その猫を明兆が描いたのだとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/ad/56ed80c232c63a17d00073be74dce2c8.jpg)
禅堂(重要文化財)
貞和3年(1347)再建。
日本最古最大の坐禅道場。
扁額「選佛場」は、聖一国師の師である宋の佛鑑禅師によるもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/df/7a835250ed8d1b027e6a6a75fb2c45f4.jpg)
東司(重要文化財)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/a8/f75d5f4c14e3ff82921e1db91d11e8da.jpg)
東司の内部
重要文化財のトイレ。
禅僧は用便も修行だったそうで、東司へ行くにも厳しい作法が定められていたのだという。
浴室(重要文化財)
日本最大で、東大寺の湯屋に次いで古い浴室なのだそうだ。
もちろん京都では一番古い浴室。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/35/e346f63f5e45e09de3d2b6ac2089ec71.jpg)
愛染堂(重要文化財)
昭和12年(1937)、万寿寺から移築されたもの。
愛染明王が祀られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/0b/7a6db059f49873795103d3029f61b1fe.jpg)
開山堂(重要文化財)
通天橋を渡って開山堂へ。
開山国師像が安置されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/1a/21813c500e91568b6fed69c433963b62.jpg)
普門院
普門院は、開山堂の西にある。
開山国師常住の方丈と伝えられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/fa/4833c5a3f1f27803c58077c2f3c09c34.jpg)
開山堂庭園
開山堂と普門院に囲まれている庭園。
枯山水は市松模様になっている。
【方丈・「八相の庭」】
東福寺方丈の「八相の庭」は、昭和14年(1939)、重森三玲によって作庭された。
「八相成道(釈迦の生涯の八つの重要な出来事)」に因んで「八相の庭」と名付けられたそうだ。
方丈の四周に庭園を廻らせているのは、東福寺だけだという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/23/36dd85448b516f9d8e4bd2a2f58ff40e.jpg)
南庭
仙人が住み仙薬財宝があるという「蓬莱」「方丈」「瀛洲」「壺梁」の四仙島を巨石で表現している。
写真の右手奥には、苔で「五山」をなぞらえた築山が置かれている。
砂紋の渦は「八海」を表しているという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/06/eb8cc80ff7f1f7fa8242c5ef3fbf52d0.jpg)
西庭の井田市松(せいでんいちまつ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/75/10ac9a1aef32eddf7af9ffd5076349ea.jpg)
北庭の小市松
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/9d/fc5924917ff87350e3fed87239e818fb.jpg)
方丈北側の木々の彩りはさまざまで美しい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/ed/579dc3909eeb918273106690881380e5.jpg)
東庭の北斗の庭は、七つの円柱を北斗七星に見立てている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/6a/72ab3522396c74b6ea32175bcc4c1cc3.jpg)
東福寺の御朱印
今日の歩数:11,854歩
紅葉の秋の東福寺を訪れる。
平日というのに、人が多い。
タクシーの運転手の話では、先日の3連休に比べれば今日はまだマシなほうなのだそうだ。
多くの人の心を惹きつけるだけあって、こちらの紅葉は格別だ。
それもそのはず、東福寺の楓は形も違う。
先が3つに分かれている「三ツ葉楓」は、聖一国師が宋から持ち帰ったものだという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/d2/262596d6142cfbc0b3d54cf57cba7d81.jpg)
臥雲橋より通天橋を望む
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/dc/14b898d2a874232a3e00b09e28e7a941.jpg)
通天橋から臥雲橋を望む
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/64/f81bbd61de7420c991d69fb8ab9effe1.jpg)
通天橋から方丈を望む
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/1e/d069e27c19d692f9ad096f61e94c4f68.jpg)
三門(国宝)
室町初期に再建されたもの。
日本最古の三門なのだそうだ。
扁額「妙雲閣」の筆は足利義持によるもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/5d/f256058c0013e6d8768eb52658cf7971.jpg)
本堂
昭和9年(1934)建立。
天井には、堂本印象作の「蒼龍図」があるという。
3月に開かれる涅槃会でには、明兆が描いた「大涅槃図」が公開される。
釈迦の入滅を悲しむ弟子や動物たちが描かれていて、その中にはなんと猫もいるそうだ。
あぁ、見てみたい。
明兆が涅槃図を描いていると、猫が絵の具を咥えてやって来たので、その猫を明兆が描いたのだとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/ad/56ed80c232c63a17d00073be74dce2c8.jpg)
禅堂(重要文化財)
貞和3年(1347)再建。
日本最古最大の坐禅道場。
扁額「選佛場」は、聖一国師の師である宋の佛鑑禅師によるもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/df/7a835250ed8d1b027e6a6a75fb2c45f4.jpg)
東司(重要文化財)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/a8/f75d5f4c14e3ff82921e1db91d11e8da.jpg)
東司の内部
重要文化財のトイレ。
禅僧は用便も修行だったそうで、東司へ行くにも厳しい作法が定められていたのだという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/a5/05d902155261feb289845c3e30518843.jpg)
浴室(重要文化財)
日本最大で、東大寺の湯屋に次いで古い浴室なのだそうだ。
もちろん京都では一番古い浴室。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/35/e346f63f5e45e09de3d2b6ac2089ec71.jpg)
愛染堂(重要文化財)
昭和12年(1937)、万寿寺から移築されたもの。
愛染明王が祀られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/0b/7a6db059f49873795103d3029f61b1fe.jpg)
開山堂(重要文化財)
通天橋を渡って開山堂へ。
開山国師像が安置されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/1a/21813c500e91568b6fed69c433963b62.jpg)
普門院
普門院は、開山堂の西にある。
開山国師常住の方丈と伝えられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/fa/4833c5a3f1f27803c58077c2f3c09c34.jpg)
開山堂庭園
開山堂と普門院に囲まれている庭園。
枯山水は市松模様になっている。
【方丈・「八相の庭」】
東福寺方丈の「八相の庭」は、昭和14年(1939)、重森三玲によって作庭された。
「八相成道(釈迦の生涯の八つの重要な出来事)」に因んで「八相の庭」と名付けられたそうだ。
方丈の四周に庭園を廻らせているのは、東福寺だけだという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/23/36dd85448b516f9d8e4bd2a2f58ff40e.jpg)
南庭
仙人が住み仙薬財宝があるという「蓬莱」「方丈」「瀛洲」「壺梁」の四仙島を巨石で表現している。
写真の右手奥には、苔で「五山」をなぞらえた築山が置かれている。
砂紋の渦は「八海」を表しているという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/06/eb8cc80ff7f1f7fa8242c5ef3fbf52d0.jpg)
西庭の井田市松(せいでんいちまつ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/75/10ac9a1aef32eddf7af9ffd5076349ea.jpg)
北庭の小市松
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/9d/fc5924917ff87350e3fed87239e818fb.jpg)
方丈北側の木々の彩りはさまざまで美しい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/ed/579dc3909eeb918273106690881380e5.jpg)
東庭の北斗の庭は、七つの円柱を北斗七星に見立てている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/6a/72ab3522396c74b6ea32175bcc4c1cc3.jpg)
東福寺の御朱印
今日の歩数:11,854歩