大倉草紙

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【京都】 龍吟庵

2009年03月29日 20時00分00秒 | 旅 - 京都府
11月27日(木)
当日の行程:(JR・京都駅…タクシー) → 【東福寺】【龍吟庵】【即宗院】 → (タクシー) → 【開館25周年記念 館蔵名品展(野村美術館)】 → (タクシー) → 【琳派展ⅩⅠ 花の協奏曲(細見美術館)】【ふたつで一つ(京都市美術館)】 


龍吟庵は、東福寺の塔頭のひとつ。
東福寺三世大明国師無関普門の住房跡。
東福寺の洗玉澗(せんぎょくかん)に架けられた偃月橋(えんげつきょう)を渡った正面に位置する。


方丈入口
方丈(国宝)は、室町時代初期に作られたもので、現存する最古のものであるという。
方丈は撮影禁止。
足利義満筆の「龍吟庵」の扁額が掲げられている。
方丈の東西南の三方を、枯山水の庭園が囲む。


南庭(無の庭)


西庭(龍の庭)
龍が海中から出て昇天する姿を表現しているそうだ。
中央の青石が龍の頭。
白砂と黒砂は雲を表わしている。


東庭(不離の庭)
赤石を敷いて中央に長石を臥せ前後に二石を配置したこの庭は、大明国師が幼少の頃、熱病にかかって山中に捨てられたときに二頭の犬が狼の襲撃から国師を守ったという故事によるものだそうだ。
いくら眺めてもよく分からなかった。


開山堂

開山堂の扁額
方丈の北側には、開山堂がある。
内部を拝むことはできないが、大明国師坐像(重要文化財)が祀られているという。
「霊光」の扁額は、足利義満筆。


龍吟庵の御朱印