大倉草紙

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【京都】 平安神宮

2008年11月10日 05時37分55秒 | 旅 - 京都府
7月20日(日)
当日の行程:(阪急電鉄・烏丸駅)…(自転車) → 【建仁寺】【圓徳院】【高台寺】【八坂神社】【平安神宮】【無鄰菴】【吉田神社】


平安神宮は、明治28年(1895)、平安遷都1100年を記念して平安京遷都当時の天皇であった第50代桓武天皇を祭神として創建された。
のちの昭和15年(1940)には、平安京の最後の帝である孝明天皇が併祀される。

平安神宮の創建は、明治維新によって首都が東京へ遷ったあと、人口も減り、活気が失われていた京都復興を望む人々の町おこし事業のひとつとも言える。
建設費用は、京都市民を中心とした全国からの寄付金によるものだったという。


   
                  大鳥居

平安神宮の大鳥居を初めて見たときは、あまりの大きさに驚いた。
鳥居の高さ24.2m、柱直径3.63m、笠木長さ33mもあるらしい。
昭和4年(1929)に建造される。


   
                  應天門

平安神宮の應天門は、平安京の應天門を5/8に縮小して造ったものだという。


   
                大極殿(外拝殿)

大極殿は、天皇が政務を執ったり、朝賀・即位などの重要な儀式が行われた場所。
明治28年(1895)、平安遷都千百年記念事業の一環として、平安時代の様式を模して大極殿が建造された。
規模は、往時の1/2である。


   
             大極殿の前の「左近の桜」


   
             大極殿の前の「右近の橘」


   
                  蒼龍楼

大極殿の東側手前には、蒼龍楼(そうりゅうろう)が建つ。
平安京の朝堂院の様式を模したもの。
蒼龍楼の向かい、大極殿の西側手前には、蒼龍楼とまったく同じ形をした白虎楼(びゃっころう)が建つ。
蒼龍・白虎の名称は、「この京都が四神(蒼龍・白虎・朱雀・玄武)相応の地」とされたことに因んでいるという。
平安神宮の御朱印帳は、この蒼龍・白虎・朱雀・玄武がデザインされたものである。


神苑が、社殿を取り囲んでいる。
その広さは約1万坪。
南神苑、西神苑、中神苑、東神苑の4つの庭から成っている。


   
               八重紅枝垂桜

「細雪」に登場する枝垂桜は、この八重紅枝垂桜なのだそうだ。
神苑に入ってすぐ(南神苑)に植えられている。
この季節は、葉だけなので、味気ない。


   
               日本最古の電車

明治28年1月31日に、日本最初の交通輸送業電車として京都電気鉄道が運行したものだそうだ。
南神苑に置かれている。


          
西神苑のあたりだろうか、歩いていると、こんな看板があった。
まさか、貝はいないだろうと思っていると……。
   
こんな貝がゴロゴロ。


   
                  臥龍橋

龍が臥す姿を模して造られたことから、その名が付いたそうである。
使用されているのは白川石で、これは、秀吉が造営した三条・五条両大橋の橋脚として使われていたもの。


   
                泰平閣(橋殿)

   
                尚美館(貴賓館)

東神殿は、明治末期から大正初期にかけて造られた。
京都御所から移築された泰平閣(橋殿)や尚美館(貴賓館)などがある。


          
              平安神宮の御朱印

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