1月12日(月)
つい先日、岡山を旅した。
備中高松城跡の近くに、雪舟の生家があったが、あまりに盛りだくさんな旅の計画を立てていたため、生家を訪れることなく先を急いだ。
岡山県立美術館では、岡山ゆかりの芸術家に焦点をあてたコレクションで充実しているそうである。
とりわけ雪舟には力を入れていて、雪舟の作品のみならず、弟子や、その流れを受け継ぐ画家たちの作品も多く収集しているらしい。
その岡山県立美術館所蔵の「雪舟と水墨画」展を、千葉市美術館にて観る。
ところで、岡山県立美術館と千葉市美術館は、2年前に、浦上玉堂展を共同で開催している。
それ以降、この2つの美術館は、それぞれのコレクションを貸し合っての展覧会が開かれているそうである。
今回の展覧会は、昨年、千葉市美術館から岡山県立美術館へ浮世絵を貸したお返しなのだという。
牧谿(もっけい)「老子図」には、足利義満の鑑蔵印が捺されている。
鼻毛ぼうぼうで、おかしな顔だ。
雪舟等楊「山水図(倣玉澗)」(重要文化財)
宮本武蔵「布袋竹雀枯木翡翠図」
ほかに、浦上春琴の「名華鳥蠢図」「花卉図巻」は印象深い。
虫、蝶、花々が緻密に描かれていて美しい。
つい先日、岡山を旅した。
備中高松城跡の近くに、雪舟の生家があったが、あまりに盛りだくさんな旅の計画を立てていたため、生家を訪れることなく先を急いだ。
岡山県立美術館では、岡山ゆかりの芸術家に焦点をあてたコレクションで充実しているそうである。
とりわけ雪舟には力を入れていて、雪舟の作品のみならず、弟子や、その流れを受け継ぐ画家たちの作品も多く収集しているらしい。
その岡山県立美術館所蔵の「雪舟と水墨画」展を、千葉市美術館にて観る。
ところで、岡山県立美術館と千葉市美術館は、2年前に、浦上玉堂展を共同で開催している。
それ以降、この2つの美術館は、それぞれのコレクションを貸し合っての展覧会が開かれているそうである。
今回の展覧会は、昨年、千葉市美術館から岡山県立美術館へ浮世絵を貸したお返しなのだという。
牧谿(もっけい)「老子図」には、足利義満の鑑蔵印が捺されている。
鼻毛ぼうぼうで、おかしな顔だ。
雪舟等楊「山水図(倣玉澗)」(重要文化財)
宮本武蔵「布袋竹雀枯木翡翠図」
ほかに、浦上春琴の「名華鳥蠢図」「花卉図巻」は印象深い。
虫、蝶、花々が緻密に描かれていて美しい。