大倉草紙

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【東京】 紙で語る Paper Materials (大倉集古館)

2008年08月23日 22時45分32秒 | 美術館・博物館・記念館・資料館
本日の行程:(日比谷線・神谷町駅) → 【第14回秘蔵の名品 アートコレクション展-パリのエスプリ・京の雅・江戸の粋-(ホテルオークラ東京アスコットホール)】【紙で語る Paper Materials(大倉集古館)】【近代工芸の華 明治の七宝-世界を魅了した技と美-(泉屋博古館分館)】 

   
                大倉集古館
  
大倉集古館は、日本初の私立美術館なのだそうだ。
建物は、国の登録有形文化財に指定されている。


          

ここで、「紙で語る Paper Materials」を観る。
書状、屏風、絵巻、かるた等、紙に描かれた美術品が並ぶ。
「源氏香かるた」は美しいだけでなく、面白い。
「大津絵」は、先日、大津に出かけた時に、歩道の脇に置かれた大津絵のプレートを見たばかりなので、興味深かった。
鼠に唐辛子のお酒を勧める猫の絵は、滑稽で、かわいらしい。

紙の役割は、昔と今とでは、だいぶ変わってしまっている。
手紙は電子メールに、ニュースはネットで、紙をつかって遊ぶ子どもは減って、紙幣までも電子マネー。
それが悪いわけではないけれど、紙で残された趣ある文化に触れ、たまにはのんびりと過ごしてみるのも必要なのかな、と思った。