8月10日(日)
当日の行程:【チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展(大丸ミュージアム梅田) → (市営地下鉄谷町線・東梅田駅~谷町4丁目駅) → 【―大阪の祈りさまざまな美と形―(大阪歴史博物館)】 → 【難波宮跡】
大阪歴史博物館に、「―大阪の祈り さまざまな美と形―」展を見に行く。
そのタイトル通り、さまざまな宗教の、さまざまな表現方法を用いた祈りのかたちを知ることができる展覧会だった。
この展覧会のポスターになっている千手寺の「不動明王坐像」は、迫力があった。
同じく千手寺の厨子に入った「不動明王立像」もよかった。
松林寺の「二童子立像」は、かわいらしく、印象に残っている。
キリシタンの遺物も展示されている。
「厨子入象牙彫キリスト磔刑像」(個人蔵)は、台座に小さな髑髏がはめ込まれていて、グロテスクな感じがする。
南蛮文化館所蔵の「イエズス会紋章入七宝繋蒔絵螺鈿聖餅箱」や「イエズス会紋章入蔦蒔絵螺鈿聖餅箱」は、螺鈿が生える美しいデザインだった。
茨木のキリシタン遺物資料館や、高槻城跡周辺を、散策してみるのもおもしろいだろうな、と思った。
大阪歴史博物館は初めてだったので、常設展もくまなく観て回る。
どのフロアーも充実していて、あっという間に時間が経ってしまった。
ここは、大人も子どもも楽しめると思う。
博物館の周辺の敷地からは、「難波長柄豊碕宮」と考えられている前期難波宮(7世紀中頃)の跡と、聖武天皇のよって造営された後期難波宮(8世紀前半)の跡が見つかっている。
また、古墳時代(5世紀後半)の大型倉庫群も見つかっている。
博物館の壁のパネルより
写真のクリーム色の部分が、大阪歴史博物館の敷地。
グレーの部分が、NHK大阪放送会館。
赤い部分が、前期難波宮、内裏西方官衙跡。
緑色の部分が、法円坂遺跡、大型倉庫群跡。
内裏西方官衙の倉庫群
日に何度か、ガイド付で、地下の遺構を見学することができる。
内裏西方官衙の倉庫群は、NHKの地下にあたる。
復元された大型倉庫
復元された大型倉庫は、12時30分~13時に公開されている。
屋根は、葦(よし)で葺いている。
屋根の勾配はきつい。
この角度でなければ、雨や雪の重さに耐えられないらしい。
当時は、平鉋がなかったので、柱は鑓鉋を用いて仕上げていたそうだ。
棟木の表面は、鱗のように削られていた。
柱の穴だけで、これだけのものを復元してしまうなんて、すごい。
大阪歴史博物館から、高速道路を挟んで南側に、難波宮跡公園がある。
大阪歴史博物館のパネルより
前期難波宮と後期難波宮は、多くの部分が重なる。
上の写真の赤い部分が前期難波宮跡、青い部分が後期難波宮跡である。
右上の緑色の部分が、大阪城公園。
左上が大阪歴史博物館とNHK。
後期難波宮 大極殿
大極殿から大阪城を望む
上から見た大極殿
博物館から見た大極殿とその周辺
中央に見えるのが大極殿。
その右手、やや下方に、前期難波宮・八角殿が見える。
写真から、この辺りで高速道路の橋桁が低くなっているのが分かる。
地下の遺構を案内して下さったガイドの方の話では、これには2つの理由があるという。
ひとつは、大極殿から大阪城がみえるように。
もうひとつは、橋脚の長さを短くして、地下の遺構を損傷しないように。
なるほど。
当日の行程:【チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展(大丸ミュージアム梅田) → (市営地下鉄谷町線・東梅田駅~谷町4丁目駅) → 【―大阪の祈りさまざまな美と形―(大阪歴史博物館)】 → 【難波宮跡】
大阪歴史博物館に、「―大阪の祈り さまざまな美と形―」展を見に行く。
そのタイトル通り、さまざまな宗教の、さまざまな表現方法を用いた祈りのかたちを知ることができる展覧会だった。
この展覧会のポスターになっている千手寺の「不動明王坐像」は、迫力があった。
同じく千手寺の厨子に入った「不動明王立像」もよかった。
松林寺の「二童子立像」は、かわいらしく、印象に残っている。
キリシタンの遺物も展示されている。
「厨子入象牙彫キリスト磔刑像」(個人蔵)は、台座に小さな髑髏がはめ込まれていて、グロテスクな感じがする。
南蛮文化館所蔵の「イエズス会紋章入七宝繋蒔絵螺鈿聖餅箱」や「イエズス会紋章入蔦蒔絵螺鈿聖餅箱」は、螺鈿が生える美しいデザインだった。
茨木のキリシタン遺物資料館や、高槻城跡周辺を、散策してみるのもおもしろいだろうな、と思った。
大阪歴史博物館は初めてだったので、常設展もくまなく観て回る。
どのフロアーも充実していて、あっという間に時間が経ってしまった。
ここは、大人も子どもも楽しめると思う。
博物館の周辺の敷地からは、「難波長柄豊碕宮」と考えられている前期難波宮(7世紀中頃)の跡と、聖武天皇のよって造営された後期難波宮(8世紀前半)の跡が見つかっている。
また、古墳時代(5世紀後半)の大型倉庫群も見つかっている。
博物館の壁のパネルより
写真のクリーム色の部分が、大阪歴史博物館の敷地。
グレーの部分が、NHK大阪放送会館。
赤い部分が、前期難波宮、内裏西方官衙跡。
緑色の部分が、法円坂遺跡、大型倉庫群跡。
内裏西方官衙の倉庫群
日に何度か、ガイド付で、地下の遺構を見学することができる。
内裏西方官衙の倉庫群は、NHKの地下にあたる。
復元された大型倉庫
復元された大型倉庫は、12時30分~13時に公開されている。
屋根は、葦(よし)で葺いている。
屋根の勾配はきつい。
この角度でなければ、雨や雪の重さに耐えられないらしい。
当時は、平鉋がなかったので、柱は鑓鉋を用いて仕上げていたそうだ。
棟木の表面は、鱗のように削られていた。
柱の穴だけで、これだけのものを復元してしまうなんて、すごい。
大阪歴史博物館から、高速道路を挟んで南側に、難波宮跡公園がある。
大阪歴史博物館のパネルより
前期難波宮と後期難波宮は、多くの部分が重なる。
上の写真の赤い部分が前期難波宮跡、青い部分が後期難波宮跡である。
右上の緑色の部分が、大阪城公園。
左上が大阪歴史博物館とNHK。
後期難波宮 大極殿
大極殿から大阪城を望む
上から見た大極殿
博物館から見た大極殿とその周辺
中央に見えるのが大極殿。
その右手、やや下方に、前期難波宮・八角殿が見える。
写真から、この辺りで高速道路の橋桁が低くなっているのが分かる。
地下の遺構を案内して下さったガイドの方の話では、これには2つの理由があるという。
ひとつは、大極殿から大阪城がみえるように。
もうひとつは、橋脚の長さを短くして、地下の遺構を損傷しないように。
なるほど。