詩『言葉の街から』 対話シリーズ
6385
文字の無機質な表情から
何度もすべり下る
ことばの人のおぼろげな姿が浮かぶ
6386
静まった薪(たきぎ)から
小さな火が付いて
言葉の通りがぱあっと明るくなる
6387
言葉の像が花火みたいに打ち上がる
喜びもあれば血の滲む姿もあり
秘匿されたひみつの匂いもする
6388
夏の夕暮れのにぎわいに
うっとりしながら
読者はどこかクールだ
6385
文字の無機質な表情から
何度もすべり下る
ことばの人のおぼろげな姿が浮かぶ
6386
静まった薪(たきぎ)から
小さな火が付いて
言葉の通りがぱあっと明るくなる
6387
言葉の像が花火みたいに打ち上がる
喜びもあれば血の滲む姿もあり
秘匿されたひみつの匂いもする
6388
夏の夕暮れのにぎわいに
うっとりしながら
読者はどこかクールだ
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