詩『言葉の街から』 対話シリーズ
4171
小学校の門前に母といたのは覚えている
たぶん入学式だ
からだが固くもなる世界の始まりだ
4172
引き寄せたりつなぎ止めたり
粘り気のない見えない糸
避けようもなく糸がのびてくる
4173
学校は新しい世界の始まりだった
言葉は見えない糸だった
みんながなぜか急に黙ってしまうことがある教室
4174
ひとりひとり引き連れてきている
小地域のことばたち
は伏し目がちに世界を見ていた
4171
小学校の門前に母といたのは覚えている
たぶん入学式だ
からだが固くもなる世界の始まりだ
4172
引き寄せたりつなぎ止めたり
粘り気のない見えない糸
避けようもなく糸がのびてくる
4173
学校は新しい世界の始まりだった
言葉は見えない糸だった
みんながなぜか急に黙ってしまうことがある教室
4174
ひとりひとり引き連れてきている
小地域のことばたち
は伏し目がちに世界を見ていた
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