大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

廃炉作業を調査 IAEA調査団が報告書

2015-02-19 12:00:00 | 原子力関係
廃炉作業を調査 IAEA調査団が報告書
日本テレビ系(NNN) 2月17日(火)22時12分配信
 福島第一原発の廃炉作業について3回目の調査を行っていたIAEA(=国際原子力機関)の調査団は一連の視察などを終え、17日、調査報告書を発表した。

 報告書では、汚染水を増やさないために実施している地下水バイパスや、4号機の使用済み核燃料プールからの核燃料取り出しが完了したことについては、2年前の前回調査時よりも改善していると評価をしたものの、「状況は依然、大変複雑」だとしている。

 調査団のレンティッホ団長は記者会見で、汚染水対策が直近の課題だとした上で、多核種除去設備(=ALPS)で処理された放射性トリチウムを含む水について、次のように話した。

 「環境への影響がほぼ無視できることが確認されれば、(ALPS処理水を)海へ放出することは、福島第一原発の状況を大幅に改善できる有力な選択肢だ」

 ただし、実際の海洋放出にあたっては、漁業関係者や地元住民による受け入れや丁寧な放射能モニタリングが欠かせないとしている。

<福島第1原発>がれき保管テントの屋根に穴

2015-02-19 11:00:00 | 原子力関係
<福島第1原発>がれき保管テントの屋根に穴
毎日新聞 2月16日(月)21時51分配信


屋根に穴が開いた高線量がれきの一時保管テント=東京電力提供
 東京電力は16日、福島第1原発構内で、高線量がれきを一時保管するテントの屋根の一部が、強風の影響で破れて穴が開いたと発表した。テントはポリエチレン系の素材で、秒速30メートルの強風に1年間耐えられる強度を備えていたとされるが、設置されたのは約3年半前の2011年9月だった。東電は劣化が原因で破れたとみている。周辺の放射線量に変化はなく、放射性物質の飛散はないとしている。

 東電によると、テントは保管設備が完成するまでの一時保管場所で、幅33メートル、長さ51メートル、高さ11~16メートル。16日午前10時5分ごろ、屋根が幅3.6メートル、長さ15メートルにわたって破れているのを巡視中の東電社員が発見した。前日の15日午後6時ごろの風速は地上10メートルで秒速20.2メートルだった。

 テント内に保管されているがれきは140立方メートルあり、線量は毎時30ミリシーベルト未満。120立方メートルは金属製のコンテナに収められているが、20立方メートルは土のうで覆われているだけという。東電はがれきをシートで保護したり、水をまいたりする飛散防止策を検討する。【岡田英】

中間貯蔵予定地の住民に代替地 大熊町、第2次最終案

2015-02-19 10:00:00 | 原子力関係
中間貯蔵予定地の住民に代替地 大熊町、第2次最終案
福島民友新聞 2月17日(火)11時30分配信

 東京電力福島第1原発事故の影響で全町避難している大熊町の第2次復興計画の策定を進めている検討委員会は16日、「町民生活支援策」と「町土復興」を柱とする最終案を決めた。中間貯蔵施設の予定地に土地を持つ住民に対し、町内に代替地を確保するなどの支援策を盛り込んだ。3月町議会に提出し、議決を経て正式決定する。
 町民の住宅確保のため、策定から3年後までに復興公営住宅の入居を進め、5年後までに暮らしの快適性を高める。借り上げ住宅の場合も住み替えしやすいよう条件の緩和に努める。10年後までに町内に整備した住宅エリアへの住み替えを支援し、中間貯蔵施設の予定地や帰還困難区域の居住者を支援する考えだ。
 復興計画は2025(平成37)年度までに町が取り組む施策・事業をまとめた。理念として、避難先での生活支援策に加え、町が復興拠点とする大川原地区に公共施設などを集めて整備し、将来的に帰町を選択できる状況をつくると定めた。検討委は16日、会津若松市の町会津若松出張所で会合を開き、住民意見の回答を踏まえ最終案を固めた。