さて、
47キロ付近の信号が変わり
周りのランナーが進み始めます。
歩いている人
ゆっくりでも走っている人
私は
「流石にもう、右足首の痛みからの復活はないだろう」
と完全諦めモードだったのですが、
遠くに
あの男性の姿を見つけました。
「もう、水も受け付けなくて体に力が入りません。」
と語っていた男性が
ゆっくりではありますが
走っています。(エイドをパスしたんでしょうね)
追いついてまた言葉を交わしたいなぁと
追いつけないかなぁと
思い、ゆっくりと走り出してみます。
すると
痛くない
でも
スピードを上げると痛くなるかな
ちょっとスピードを上げてみる
痛くない
痛くない
痛くない
もう
うれしくて
どんどんスピードを上げます。
歩いているランナーから
「ナイスラン!」
って言葉をかけていただきました。
そう
ここにきて再び
奇跡の復活。
(遅いよ!)と思うけど
走れるなら走る。
もう
自分では爆走
キロ7フ分から
6分
とうとう5分半ぐらいまで上がっています。
50キロ手前に
激坂がありますが
そこも走ってクリアー
信号待ちで
おじさんランナーに追いつかれ
「50キロ通過できますかね。」
と聞かれ
「いや、無理でしょう。
でも、体が動くから走りますよ。」
信号が変わる。
再び走り出す。
痛くない。
今回の野辺山で
一番興奮した激走
残り500mで給水ポイント
つまり 50キロ
50キロのブルーマットを踏む
・・・
ストップ 終了
関門に間に合わなかった!
係のおじさんが
「1分30秒 間に合わなかったよ。」
と教えてくれた。
90秒か・・・。
信号待ちが無ければ
通過できたかも?
今年の私の野辺山ウルトラマラソンはここで終了
「42キロでやめなくてよかった」
あの時は42キロでやめてたら
「ウルトラマラソンじゃなかった」・・・フルマラソンだからね。
と思っていたけど、
42キロから先も歩き始めたから
奇跡の復活を体験できた。
自分の可能性を確認できた。
「42キロでやめなくてよかった」
50キロエイドでは
楽しみにしていたお蕎麦は
もう
撤収していた。
代わりに
おにぎりと梅干をいただく
この梅干しがめちゃくちゃ美味しい
エイドのおばあさんとしばし会話
うちの母の1歳上だそう
お元気そうで何よりです。
あまりにもおいしかったので
もう1個
おにぎりと梅干をいただく。
送迎のバスに誘導される
「満員になったら出発します」
「ここからどのくらいかかりますか?」
と尋ねると
「30分ぐらいです。」
とのこと。
ボトルに水を補給して
乗り込む
少し遅れて
あの男性も乗り込んでくる
「お水飲めましたか?」
と尋ねると
「飲めません。
収容車に収容されました。」
とのこと
「お疲れさまでした。」
バスが出発する。
ただ ただ 車窓の景色を眺める。
初めて送迎のバスに乗った時は
リタイアという事実に
ただ 呆然として何も考えられなかった。
今回は違う
悔しくもない
最後
関門に間に合わないと分かっていても
全力で走った自分を誇りに思いながら
野辺山の余韻に浸っていた。
バスを降りると
アナウンス
「まもなく、トップの選手がゴールします。」
「えっ!」
トップのゴールを見ようと移動
でも
人だかりでその瞬間は見ることができなかった。
ゆっくりと
荷物預けの体育館に向かって歩き出す。
(たぶん次が ラスト)
47キロ付近の信号が変わり
周りのランナーが進み始めます。
歩いている人
ゆっくりでも走っている人
私は
「流石にもう、右足首の痛みからの復活はないだろう」
と完全諦めモードだったのですが、
遠くに
あの男性の姿を見つけました。
「もう、水も受け付けなくて体に力が入りません。」
と語っていた男性が
ゆっくりではありますが
走っています。(エイドをパスしたんでしょうね)
追いついてまた言葉を交わしたいなぁと
追いつけないかなぁと
思い、ゆっくりと走り出してみます。
すると
痛くない
でも
スピードを上げると痛くなるかな
ちょっとスピードを上げてみる
痛くない
痛くない
痛くない
もう
うれしくて
どんどんスピードを上げます。
歩いているランナーから
「ナイスラン!」
って言葉をかけていただきました。
そう
ここにきて再び
奇跡の復活。
(遅いよ!)と思うけど
走れるなら走る。
もう
自分では爆走
キロ7フ分から
6分
とうとう5分半ぐらいまで上がっています。
50キロ手前に
激坂がありますが
そこも走ってクリアー
信号待ちで
おじさんランナーに追いつかれ
「50キロ通過できますかね。」
と聞かれ
「いや、無理でしょう。
でも、体が動くから走りますよ。」
信号が変わる。
再び走り出す。
痛くない。
今回の野辺山で
一番興奮した激走
残り500mで給水ポイント
つまり 50キロ
50キロのブルーマットを踏む
・・・
ストップ 終了
関門に間に合わなかった!
係のおじさんが
「1分30秒 間に合わなかったよ。」
と教えてくれた。
90秒か・・・。
信号待ちが無ければ
通過できたかも?
今年の私の野辺山ウルトラマラソンはここで終了
「42キロでやめなくてよかった」
あの時は42キロでやめてたら
「ウルトラマラソンじゃなかった」・・・フルマラソンだからね。
と思っていたけど、
42キロから先も歩き始めたから
奇跡の復活を体験できた。
自分の可能性を確認できた。
「42キロでやめなくてよかった」
50キロエイドでは
楽しみにしていたお蕎麦は
もう
撤収していた。
代わりに
おにぎりと梅干をいただく
この梅干しがめちゃくちゃ美味しい
エイドのおばあさんとしばし会話
うちの母の1歳上だそう
お元気そうで何よりです。
あまりにもおいしかったので
もう1個
おにぎりと梅干をいただく。
送迎のバスに誘導される
「満員になったら出発します」
「ここからどのくらいかかりますか?」
と尋ねると
「30分ぐらいです。」
とのこと。
ボトルに水を補給して
乗り込む
少し遅れて
あの男性も乗り込んでくる
「お水飲めましたか?」
と尋ねると
「飲めません。
収容車に収容されました。」
とのこと
「お疲れさまでした。」
バスが出発する。
ただ ただ 車窓の景色を眺める。
初めて送迎のバスに乗った時は
リタイアという事実に
ただ 呆然として何も考えられなかった。
今回は違う
悔しくもない
最後
関門に間に合わないと分かっていても
全力で走った自分を誇りに思いながら
野辺山の余韻に浸っていた。
バスを降りると
アナウンス
「まもなく、トップの選手がゴールします。」
「えっ!」
トップのゴールを見ようと移動
でも
人だかりでその瞬間は見ることができなかった。
ゆっくりと
荷物預けの体育館に向かって歩き出す。
(たぶん次が ラスト)
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