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医師から学ぶ医療の問題点…講演要旨から

2013-12-10 | 食と健康
医師から学ぶ医療の問題点…講演要旨から

日野原重明先生等々、革新的な講師を招いての講演会や実践を通して、人と地域の自立と連携を世に働きかけている健康医療市民会議に関心がありましたが、先日 ㈱玄米酵素 代表取締役会長 岩崎輝明?氏による7月例会講師の講演要旨(2013.8)を拝見、重要事項が解りやすく記されていますので、シェアさせて頂きます。両国エコロビルのホール( 両国駅徒歩2分、二階に自然食レストラン) で開催され、医師による「近年の医療の諸問題と患者・市民へのアドバイス」という講演からです。
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日本綜合医学会と協力関係にある健康医療市民会議は、健康の自立のため幅広く健康に関する講演会を、例会等で開催しています。一昨年は、私も例会講師として出席しましたが、その次の例会では日野原重明先生も100歳講演を、とても元気になさいました。その折には、100歳記念として女優の司葉子さんから花束贈呈のサプライズもありました。その後、渡邉昌・日本綜合医学会会長の食養の大切さの講演も実施されました。

?この会の代表である梶原拓氏は、元キャリア官僚から岐阜県知事、そして知事会会長もされていたことから、受講者や会員は、現職やOBの官僚、また現職の国会議員、医師なども少なくありません。‥(略)‥


? ?日本の医療の最大の問題は、「物」中心の考え方です。例えぼ医師が、がん患者に対し1時間相談に乗っても363円ですが、抗がん剤を処方すれば15方円だそうです。まさに唯物的、物の売り買いしかお金にならないのです。

?次は「薬」で、WHO?(世界保健機関)によると、薬による病気が世界一多いのは日本だそうです。また、日本で貯蓄高の多い企業100社のうち50社は製薬メーカーで、まさに薬天国です。世界平均の薬の処方数は、患者1人に対し3剤。しかし日本は、患者1人当たりの平均は13剤の薬が処方されており、中には1人60剤という例もあるそうです。5剤以上は副作用が怖いので毒だと思うように、とおっしやっていました。

? ?例えば、世界的にはコレステロール値は270前後以上で異常とされていますが、日本では219程度から異常と、低く設定されています。コレステロール薬の処方の95%は、他の国なら正常値(219~270)の範囲内です。さらに恐ろしいことに、250以下で投薬された人は、平均して5年早く死ぬことがヨーロッパ30方人規模の調査結果で分かっているそうです。

?精神病も多くの医療費がかかるようです。精神病院の患者の入院年数は平均18年で、ほとんどの方が亡くなるまで入院し、自殺者も多いとのこと。精神科の薬は徐々に増え、飲むほどにひどくなり入院となるそうです。化学薬品は、このように根本的には治すものではなく、対症療法だからでしょう。

?生活保護の問題も大きく、患者負担がないから高額な薬が出されて、生活保護3兆円の費用のうち、半分1.5兆円は医療費、薬代です。しかし、生活保護者に本当に必要な医療費は1千億円程度だそうです。 ?今話題の抗がん剤は、病院が一番儲かるので経営上、重規されていますが、抗がん剤は食欲を減退させるので、これではがんが治るはずがありません。患者は、抗がん剤をせめて2クールで止めて欲しいとのことでした。

? ?病気は脳下垂体の異常で、脳下垂体には、生きる、食べる、子孫を残すなどの働きがあります。食欲が落ちては病気が治せるはずがない。また、母のことを思い出すことは脳下垂体が活性化されるので良いと言います。高知県・延光寺の石碑にある弘法大師の言葉に「誰も皆、体は母の形見なり、傷つけまいぞ己が形を。誰も皆、心は父の形見なり、恥ずかしめまいぞ己が心を」とあります。医療の基本は母心で、どんな薬も医者もかなわない。

医師の言う言葉だけに納得してしまいます。 ?



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