土の音(食育のグリーンノート&土の音工房)

「食と健康セミナー」(食養料理教室や講演会)の開催中。
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My memories Song🎵「丸木舟(Marukibune)」(小笠原諸島 古謡)

2017-03-14 | 食と健康
My memories Song🎵「丸木舟(Marukibune)」(小笠原諸島 古謡)

 土佐産の「文旦(ぶんたん)」を口に含むと、特異な香気成分(ノートカトン)から程よい刺激を受け、懐かしい風景が浮かび上がった。

  🎵 🎸 🎹 🎺 🎻 🎼 🎶
〔Info〕「水曜トロルの森の会」
 オカリナ体験&交流。毎水曜9:00~12:00の間 。本多の森 (歴史博物館向 県庁舎内等の練習室や森のステージ)駐車場アリ。
お電話や直メールでご案内。
  🎵 🎼 💃 👏 🔔 👋 🎶

 「分担(ぶんたん)」とは、「ザボン」のことと知り、小笠原諸島の古謡「丸木舟」の歌詞に出てくる「ザボン」がピンと来た❗

 「丸木舟」の歌は、かつて筆者が帆掛け船で横浜から伊豆諸島を通り小笠原諸島へ渡った1980年に聞いて以来、脳裏に焼き付いている独特な古謡だ。

 第二次世界大戦で アメリカに占領された小笠原諸島(ボニン アイランド)が、1968年 日本に返還された後、「丸木舟」は「レモン林」等の歌と共に、東京都文化財に指定された。

 内地へ疎開した多くの島民のうち幾らかの帰島民はいても小笠原特有の文化の多くが失われたのは事実。

 逃避的に移住した若者も目だち、大勢の観光客の中で景観公害のようなモラルのない者も闊歩。

自然がいっぱいのはずの小さな街は、東京都心をそのまま移植したようにも見えた(実際 管轄は東京都内)。

 筆者ら小笠原の有志は「小笠原文化振興会」を立ちあげ、ガリ版刷りの「夢有民(ムーミン)」を発行❗

多くの共感者や販売してくれる店舗まで現れたのに勇気と希望を得た。

 核廃棄物を近海に海洋投棄したいと来島した科学技術庁の職員らは、地元農漁協等の反対や私たち青年有志の声(シュプレヒコール)を背に受け撤退。

 「丸木舟」などの古謡を教えて下さったのは、当時 御夫婦で蕎麦屋を営んでおられた佐々木卯之助さんだった。

島の自然環境保全と平和な営みの存続を願い、核廃棄物海洋投棄を真っ向から正論で立ち向かった。卯之助さんの発言が多くの島民を勇気付け、職員らの退散に大きな影響を与えたのに相違ないだろう。

 ⭕「丸木舟」(小笠原古謡)

1、南の空のは~て 波の~はなさく島に

 浮き世を遠くみ~て 恋を語る2人~よ

 心も 丸木舟~に

2、ザボンの色の月~が あのヤシの葉にのぼる頃

 どじんの恋の歌~に 胸はおどる2人~よ

 心も 丸木舟~に

3、船は波にまか~せ この身は恋に~ささげ

 つきせぬ想~い かたるは夢のふたり~よ

 心も 丸木舟~に

 ★「夜明け前、丸木舟、レモン林、小笠原諸島の古謡(1980父島にて記録)と伊豆諸島~小笠原諸島 航海中」:https://youtu.be/bfV2jraXgnE

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Atelier「土の音」(in GREEN NOTE)
TEL 090-4686-4124
  Mail:39green@gmail.com
   Line ID:greennote.hope.cx
  ★miniHP:http://clay.crayonsite.net

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