免疫力と暖まる飲物・かちゅー湯!
インフルエンザの患者数は毎年12月くらいから増え始め、1~2月にピークを迎えます。免疫力が弱くなれば風邪をひきやすく、病原体などの外からの異物が体内に入りやすくなります。
↓参考:インフルエンザ定点当たり患者報告数の推移(東京都)
http://www.genmaikoso.co.jp/data/mailmagazine/20151130.jpg
■免疫力を高める食事のヒント
1. 腸内環境を整える食品をとる…口から病原菌などの異物が入ってきやすく、腸には免疫細胞が全身の60%以上集中。腸内で善玉菌を増やす発酵食品や、便通を良くする食物繊維、オリゴ糖などを多く含む食材が、免疫細胞を活発にする。
2. 適量のたんぱく質が免疫力を支える…免疫細胞や皮膚・粘膜の材料となるたんぱく質が不足すると免疫細胞が減少して、抵抗力が落ちやすくなります。
大豆や大豆製品など、良質のたんぱく質源の利用が大切。
3. 抗酸化成分を含む野菜をたっぷり!…ビタミンA・C・Eなどの抗酸化ビタミンや各種栄養素を多く含む野菜には、免疫細胞の数を増やしたり、活性化させる働きがある。
4. とろみのある料理で体ぽかぽか…でんぷん質やねばねばした食材でとろみをつけた料理は、温度が冷めにくく体が温まり、寒く乾燥した冬におすすめ。
5. ビタミンA・Cで粘膜強化…病原体の進入を防いでくれる粘膜を丈夫に保つことが大切。特にビタミンCは不足しがちで損失しやすく、調理でのビタミンC が損失しにくいれんこんは、粘膜を補強してくれる成分ムチンもある。
6. きのこのグルカンが免疫力を高める…きのこに含まれる成分グルカンは多糖体の一種で、食物繊維の仲間でもあり免疫力を高める働きがある。
◆「玄妙茶」を使った冬にぴったりのぽかぽかレシピをご紹介!
かつお節と味噌の発酵食品に、お好みの材料をプラスして楽しめます。
冬はカラダを温めてくれる生姜や、免疫力を高めてくれるれんこんがおすすめ。
「玄妙茶」は東洋医学に伝わる「陰陽五行」の思想をもとに、玄米、三七人参、エゾウコギなど、23種の和漢草をバランス良くブレンドした野草茶です。
合成着色料、保存料など人工添加物は一切使用していません。三年番茶同様、カフェインやタンニンなどの刺激物もほとんどありませんので、健康保持の常用茶としておすすめ。
■玄妙茶・かちゅー湯※
【基本】材料(1人分)
・かつお節:2袋(6g)
・味噌:小さじ2
・玄妙茶(*):100~150cc
(お湯やだしでも可)
*玄妙茶は1リットルの水に2包入れ、700mlまで煮詰める。
★上記の基本材料に以下をお好みでプラス
・ごぼう:10g(5cm)
・れんこん:40g
(または蓮根粉末小さじ1~2)
・玉ねぎ:20g
・生姜:5g
・大根:20g
・にんにく:2g
〔上記の材料をすべて混ぜてつくるのはおすすめできません。〕
1. 野菜を使う場合はすりおろしておく。
2. 椀に1の野菜とかつお節、味噌、熱い玄妙茶を注ぎ入れ、よくかき混ぜる。
玄妙茶を使った冬にぴったりのぽかぽかレシピ。
かつお節と味噌の発酵食品に、お好みの材料をプラスして楽しめます。
※「かちゅー湯」とは、沖縄の郷土料理で、"かちゅー"とはかつおの意味。
お椀にかつお節と味噌を入れ、お湯を注ぐだけという簡単なスープです。
お好みの野菜や、生姜、ねぎ、梅を入れるなど、家庭によっていろいろなレシピが楽しまれています。
以上、管理栄養士さん(玄米酵素株式会社) の情報等々。
★健康・美容などのテーマ別対策レシピ「ケアごはん」:http://caregohan.jp/