土の音(食育のグリーンノート&土の音工房)

「食と健康セミナー」(食養料理教室や講演会)の開催中。
「土の音工房」で、オカリナ製作販売・演奏・教室(初心者~)を主宰

春の排毒…木ノ芽時♪

2015-03-05 | 食と健康
春の排毒…木の芽時♪

明日、3月6日は「啓蟄」(地中の虫が動き出す)ですね♪

ヒトもまた、寒さで代謝が滞り溜まった老廃物を出そうと体内が動き出し、血液浄化を担う肝臓が盛んに働く季節!

イライラ、食欲不振、便秘など胃腸系を中心に心身の恒常性(ホメオスターシス)が乱れることがあります。

季節変化を伴う生活環境の大きな変化・生理などが同時期に起こると「肝血不足」を引き起こしやすく、肝気鬱結(肝気の滞り)が長引くと、うつ状態に陥る場合も…。

そんなとき、春の自然の恵みは排毒・血液浄化を応援してくれる野草も多く、可愛いタネツケバナ から、ハコベ 等の春の七草、フキノトウ、ツクシ、コゴミ、ノカンゾウ、ギボウシ、ウド、ヨモギなど…。豊富な酵素を持つ反面アクの強いものも多いのですが自然食料理ではアクの有用性を上手に適度に利用します。

食品のアクの成分には、無機質のカリウム、マグネシウム、カルシウムや、有機物のシュウ酸、ポリフェノール、配糖体、サポニンなどがあり、大豆サポニン類は発ガン抑制などの報告もあり、ゴボウのタンニンなども抗酸化作用が注目されます。

昨日、愛鳥家のインコの羽根がごっそり抜けたと聞きました。
季節の変わり目の「換羽(かんう)」現象かもしれません。小鳥にとって自然な生理的な現象で、羽はインコの肝臓で作られるタンパク質を主成分として作られるので、換羽の時期は肝臓が盛んに働きます!
風邪など病気を誘因しやすいというのも肝臓への負担が大きな要因らしく、地球の生き物の基本的生理はヒトと共通しますね♪

…―… GREEN NOTE から春だより

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。