土の音(食育のグリーンノート&土の音工房)

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夏バテと熱中症対策など(((^^;)

2012-08-31 | 食と健康
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●夏バテと熱中症対策など

昨日早朝、金沢市が大雨洪水警報を発令した豪雨がありましたが事なきを得、陽が射してきました! しかし残暑が長引く中、来年に向け今夏の反省を兼ね、敢えて記しておきます!

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温暖化の影響か、"記録的な猛暑"と言われる年が多い気がします。
暑い日が続くとどうしても食欲がなくなり、口にするのはあっさりしたものや冷たいものばかり、ということになりがちです。
これではスタミナ源となる脂質やタンパク質、体調を整えるビタミンやミネラルが不足して、いわゆる夏バテ状態に。

不足しがちな栄養を補うために、大豆やその加工食品を積極的にとりましょう。これらの食品には、血管をしなやかにしてスムーズな体温調節を助ける働きもあるので、夏バテ予防には最適です。

疲れていると感じる時は内臓も疲れているはず。
疲労回復には酸味のある食品がいいことはよく知られていますが、疲れた内臓を元気にする食品も一緒にとることが大切です。

例えば、冷たい飲みもので胃液が薄まって機能が低下した胃腸には、消化を助ける酵素を含んだ発酵食品を。
冷やされて腸の動きが鈍くなり、便秘や肌荒れなどを招いてしまった場合は、食物繊維が豊富な海藻、豆、きのこ、乾物などを意識してとるようにしましょう。

夏バテとともに注意しなけばならないのが熱中症です。
炎天下でスポーツをしている時におこるというイメージがありますが、室内で静かにしていてもおこり、気付いた時にはめまい、吐き気、けいれんなど、症状が進んでいる場合も少なくありません。

特に、湿度が高く、汗がスムーズに蒸発しない日は要注意!
梅雨の合い間や梅雨明け早々に突然気温が上昇する日も、暑さに体が慣れていないために熱中症が発生しやすいので気をつけましょう。

高齢者は熱中症にかかりやすく、重症化しやすい傾向があります。
年齢とともに体温調節機能が衰え、暑さや渇きを感じにくくなるためです。
ある実験では、部屋の温度を徐々に上げていくと、若い人は30度前後で暑さを訴えたのに対し、高齢者は40度前後まで気づかない人が多かったとか。

また水分が失われても喉の渇きを感じにくくなるため、渇きを訴える頃には
脱水症状が進んでいることも多いそうです。運動などで汗をかく機会が少なく、暑さに体が慣れていない人が多いことも一因だと思われます。

熱中症予防には、水分補給が大切です。
ただし、水だけを補給すると血中塩分濃度が低下し、体は水分を排出して濃度を上げようとするため、逆に脱水症状を招くことに。
水に一つまみの自然塩を加えるとよいでしょう(0.1~0.2%くらいの濃度)。

麦茶に梅干し(麦茶0.5~1リットルに梅干し1個)もお勧めです。
また、食塩の入っているトマトジュースは、暑い日射しに負けない抗酸化作用のあるカロテンやリコピンも含むのでこれもお勧めです。

※因みに私(上村)は、良質の塩分として、過熱殺菌していない酵素が活きている「生しょうゆ」(オーサワジヤパン)を多用。
スモモ(李‥プラムなど。バラ科木の実はお薦め)を皮ごと丸かじりで、サッパリとした有機酸(主要なリンゴ酸やクエン酸)やアントシアニン(坑酸化成分)をタップリ摂取。
モチロン、玄米酵素の力を大いに活かしているお陰で、何処へ行こうと(クーラーが無くても)元氣を保っています!


運動する場合は、30~1時間前に250ml位の水分を補給し、運動中も15~30分おきに250ml程度補給すると熱中症になりにくいと言われています。

熱中症が気になったら、まずは涼しい場所に移動し、衣類をゆるめて体を冷やし、水分を補給します。

遊びに夢中になってしまうお子さんや、乾きに気づきにくい高齢者には周囲の人がまめに声をかけるようにしましょう。

熱中症にならなくても、汗をたくさんかいた後は、汗とともにナトリウム、カリウム、カルシウム等のミネラル類や、ビタミンB群、Cなどを失っています。
ビタミンやミネラルが豊富な玄米や雑穀、野菜などをとって元気に最後の残暑を乗り切りましょう。


■参考:「はい!元氣らいふ」2007年7・8月号(玄米酵素 株 発行)
※生活の知恵が満載!残部あり、希望される方には送付いたします!

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金沢・グリーンノート発、土の詩から健体康心 (マクロビオティック・オカリナ初心者等) 万象感謝!


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