土の音(食育のグリーンノート&土の音工房)

「食と健康セミナー」(食養料理教室や講演会)の開催中。
「土の音工房」で、オカリナ製作販売・演奏・教室(初心者~)を主宰

「一献の系譜 能登杜氏のいとなみ」 能登の自然はこんなすごい人たちを輩出してきた。

2016-03-30 | 食と健康
「一献の系譜 能登杜氏のいとなみ」

《…能登の自然はこんなすごい人たちを輩出してきた。

能登ってもしかしてすごいところじゃないか?って感じさせる映画である…》

珠洲の角花菊太郎さんの塩釜を訪ね、年末の粟(アワ)や黍(キビ)の餅つきを 共にした時から幾星霜、この度完成した映画も楽しみだ♪

★「一献の系譜」:http://ikkon-movie.com/

* * * * *

〈参考記事〉「ひとにぎりの塩」から (2013/03/31 )

★http://www.zawa-town.com/blog/green/?entry_id=82192

能登半島の珠洲(すず)で 世界農業遺産記念フォーラム があった。
スタートは、映画「ひとにぎりの塩」:http://hitonigiri-movie.com/

揚げ浜塩田での力強い塩作りの映像がずんずん胸に入ってくる。

私たちは海から産まれた。私たちの体内の血潮は太古の海が生きている証。

かつてお世話になった角花(かくはな)さんの塩作りは、現在 国指定重要無形民族文化財となっている。

私が何度か訪ねたのは、労働問題が専門の八木 正先生(金沢大学社会学)の調査に同行した時だった。

当時は能登原発の建設という、うま味と死神の誘いが平和で穏和に生きてきた地域に、凄まじい争いをもたらしていた。

大晦日に角花さん宅に泊めて頂いたときは、裏山で栽培した粟(あわ)や黍(きび)を入れた餅を皆でつき、角花菊太郎さんが塩を炊きあげる塩釜にお供えをして釜に一年の礼を申上げる儀式があった。
・・そんな一つ一つが鮮やかに甦った。

フォーラムまでの中休み、外から会場の ラポルトすず を振り返る。
穏やかな海の側、何か懐かしい。

…そうだ! かつてラポルトのステージで、歌手の松原健之さん(デビュー曲が 金沢望郷歌--五木寛之 作詞)と 私のオカリナのコラボを行ったところ f(^^;

あわただしく来て眺めを見る間もなかったっけ

★ラポルト:http://blog.nsk.ne.jp/suzu/entry/62640.html

「能登は やさしや 土までも」と云われる。

私は、自ら能登の土で作ったオカリナを吹きつつ、
…「能登は やさしや 土の音までも」…と唱えていた♪

里山~人里~里海、その繋がりの中に息づく社会から滲み出る、文化 芸術 景観を活かし経済を活性化するのは、人づくり、人と人の繋がり!

世界農業遺産となるに足る条件があり、自然環境の循環と地域連携が在る 稀有で貴重な生活の営みは、誇りを持って世界に発信し、各地で模範とし応用され、延いては 在るべく地球環境構築に向けられたい。

会場では、金沢で開催された 中山尚夫産婦人科医の講演会 ( 玄米菜食中心に自然出産で大きな実績を持つ。玄米酵素主宰 ) を聞きに来られた珠洲の女性とバッタリ!

地元で栽培しているハーブ入りのリラックスマット ( ワークショップすず:http://www.workshop-suzu.org/ ) をプレゼント下さった。

枕に乗せると珠洲ラベンダーの香りが心地よい眠りを誘ってくれて実に有難い!

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