土の音(食育のグリーンノート&土の音工房)

「食と健康セミナー」(食養料理教室や講演会)の開催中。
「土の音工房」で、オカリナ製作販売・演奏・教室(初心者~)を主宰

こきりこ節

2022-05-06 | オカリナ・心・癒し・ライアー
あめつちの便り「土の音」🎵
【こきりこ節】現れた幻の記録

請われてDVD収録した曲目の1つである【こきりこ節】は、古来踊り共に愛唱されて来た富山県の伝統民謡(古謡)です。

能登中島町(七尾市)の国民宿舎「小牧台」や 金石温泉(金沢市 金石港近く)などの露天風呂で奏すると、
    「どこから聞こえるがかと探したちゃ~❣️これ聴くと血が騒いでノオ😄」(富山弁)と、富山県人が飛んで来るのに驚き👀

長年父の里でもある富山県は民謡の宝庫。
    富山県内で長年オカリナの講師をしつつ、小学校時代から民謡と踊りが染み付いている富山ネイティブの「音」へのこだわりを強く感じていました。

筆者自身も、南砺市平村(旧)の祭りに赴いた時は、【ささら踊り】(男踊り)の輪に混じり【ささら】をお借りして(親切に持たせてくれた)踊りを覚えたもの。
    女踊りの綺麗な輪を観ながら好きな女を射止める男もいたかもしれない😅

    かつてレコーディングし制作されたDVDは関係者だけのものとして配布され、すでに記憶の外でした。が、YouTubeに突然現れたのに仰天⁉️

当時の関係スタッフが、埋もれる映像をクラウドに残そうとしたようで、ネット時代の急激な情報の広がりは意識の範疇を遥かに越えます。

    ☆【こきりこ節】富山県古謡(土の音で)
:https://youtu.be/syVfZKYVi9k

  【こきりこ節・筑子節】歌詞

 筑子の竹は七寸五分じゃ
 長いは袖のかなかい(※)じゃ

 窓のサンサはデデレコデン
 はれのサンサもデデレコデン

 向いの山をかづこ(※2)とすれば
 荷縄が切れてかづかれん

 窓のサンサはデデレコデン
 はれのサンサもデデレコデン

(※)「袖(そで)のかなかい」とは「袖のじゃまになる」という意味で、踊りに関する思い。

(※2)向いの山をかつぐという大胆な発想とともに、五箇山の自然の雄大さを表しています。

《参考》【こきりこ節・筑子節】は、富山県の五箇山地方に伝わる、全国的に有名な古代民謡(古謡)。

1953年、無形文化財」に選定。日本の民謡の中でもっとも古い民謡とされ、五穀豊穣を祈り祝う大らかで素朴な民謡です。

ところが電源開発(ダム工事)で、外界と隔絶されていたこの地は忘れさられる危機が‼️
    危うく縁あって五箇山から全国郷土芸能大会に出場。さらに文部省(当時)が1969年に中学校の音楽教材として指定し全国に拡がりました。

追って1973年NHK『みんなのうた』で「コキリコの歌」と題して放送。翌々年、イギリスのエリザベス2世来日時、宮中晩餐会で「こきりこ節」が流され国際的に知られるきっかけに。

◼️【こきりこ祭り】
    毎年9月25・26日の2日間にわたり、南砺市(旧 平村)上梨(かみなし)の白山宮(国の重要文化財)の秋季祭礼にともなって行われる。

【こきりこ】(筑子・小切り子)は、七寸五分(約23cm)に切ったすす竹2本を指で回し打ち鳴らす楽器。歌詞の中にも「こきりこの竹は七寸五分じゃ 長いは袖のかなかい(引っ掛かるの意)じゃ」とあり、これ以上長いと、着物の袖に引っ掛り邪魔になるためこの長さになった。

【ささら踊り】(男踊り)に使う【びんざさら(板ざさら)】は、短冊状にした薄い木の板108枚を紐で繋いだもの。
両端の持ち手をつかみ、手首のスナップを利かせて板がぶつかり合うようにして音をだす。百八つの煩悩を振り払うため板は108枚となっている。

大きく勇壮に踊るもっとも良く知られた男踊りで、衣装は頭に山鳥の羽をつけた綾藺笠(あやいがさ)を被り、直垂(ひたたれ)姿。

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森の朝カフェ ハイジの黒パンともに

2022-05-06 | 食と健康
あめつちの便り「土の音」🌼
いただきます【森の朝カフェ】Wild Natural Cooking❣️

里山の森は緑萌え、初夏の風にサワサワと心地好く揺れています。

食育仲間と白山麓で採ったヨモギのパワーがたっぷりの、美味しい「ハイジの黒パン」が焼けました。

    ☆いただきます【森の朝カフェ】Wild Natural Cooking❣️
:https://youtu.be/sTOq34xIPFc

元になる「玄米や穀物全粒粉で、木の実などホールフードを入れたパン」をフライパンで焼き始めたのが、自然医学・マクロビオティックに縁した20才台。販売し始めたのが2012年。

それを "アルプスの少女ハイジ" が実在した地方では当然であった元祖「黒パン」を意識してもらうため、【ハイジの黒パン】と名付けていました。

名付けた当時は、検索しても「ハイジの黒パン」の表示はありませんでした。

折々にブログにアップしましたが、人気サイトCOOKPADに公開し、気がついたら今では同名の「ハイジの黒パン」がやたら登場し、友人から「ペーターの黒パン まで出てるよ」と🤣❗️

まだまだ、日本の家庭でも流通業界でも一般的ではないから目立つのかもしれませんね。

    【森の朝カフェ(野人の食卓)】を折々に開いていますので、鳥の声と共に朝の美味しい一時を過ごしませんか🎵

テーブルには、クズの葉のお皿に「ハイジの黒パン」(玄米酵素入ゴマ味噌バター付)、タデの葉のコースターに三年番茶(又はオーガニック珈琲)等々。

    ♬〜🎵〜♪〜🎶〜♬〜🎵〜♪〜🎶

    ☆【ハイジの黒パン】レシピ(cookpad)
:https://cookpad.com/recipe/3317296

    ☆【森の朝カフェ(野人の食卓 ハイジの黒パン&サクランボ】Sound of music(Played Ocarina)
:https://youtu.be/LNJQtNquwbo

    ☆ 【世界の海図紙器(高級防水和紙)で「野人の食卓」ハイジの黒パン】
:https://youtu.be/xQlDr9BvLMI

    3週間に一度【ハイジの黒パン】をご注文され、「毎朝一切れ食べるのが楽しみ」と言ってくださる愛食者がいます。

季節により内容を変えて、春はモチロンヨモギたっぷりバージョンの【ハイジの黒パン】(^^)

玄米雑穀、未精白全粒粉、くるみ、カシューナッツ、アーモンド、カシス、アンズ、プルーン、ヨモギ、根昆布、シイタケ、スピルリナ、ゴマ、自然海塩、黒砂糖、米糠油、酵母菌、など...

食べる時に、国産無農薬・全粒大豆微細粉 「大豆21」(製造 玄米酵素)をベースに作った「ゴマクリーム」をつけて戴くのがオススメコンビ❣️

ポリポリ、サクサク! ...「噛まなきゃ喰えないパン」がウリ‼️
    たっぷりの野菜(冬は煮野菜がヨシ)や漬け物と共に、朝食にも弁当🍱にも応用自在。

    せめて、玄米(全粒穀物の象徴)を パン(しっかり噛まねばならない本格派の)にすれば食べる人がいるかも…
    30年以上前から、そんな思いを筆者は折々に形にしてきた。

「ハイジの黒パン」以前にも「玄米木の実ブレッド」「スペルト全粒パン」「健脳パン」「食育パン」等々の銘で❣️

最近は 「玄米が良いことは分かっているが…」という人に出会うことが多くなってきたし、「私、玄米食べてるんです!」と胸を張る人もいて楽しい(^o^)v

「胚芽付き未精白全粒穀物」の意味が、それなりに広まってきたのだろう。

「白米、白砂糖、化学塩」(自然医学では「三白の害」)や「肉、牛乳、卵」の消費を誇る 旧 西欧栄養学を 若い頃真面目に学んで実践された方々にはお気の毒だ。
    慢性病蔓延の弊害を最前線で強く受けたかも知れないのだから。

   「黒パンとは何なの?」と質問を受けたこともあり、以前から定義のように考えていた内容を再度確認してみた。

本来の健康志向、マクロビ志向の方には直感的に解るだろうし、初めて「黒パン」や「全粒粉」を知った方は幸いだ。

アルプスの少女「ハイジ」の原典は実話だが、スイス在住日本人によれば、ずっと以前からマクロビが人気で、日本では考えられないくらい知られているという。

欧州の食生活では、噛みごたえのあるしっかりしたパンが好まれ、日本人が想像する以上に固いもので満ちているという。

筆者が、ニュージーランドへ行った時も、コンビニのような店でしっかりした全粒粉のパンが安価に買えた。

「Macrobiotic」という造語まで作り(桜沢如一)、伝統と自然環境保全と健康自衛を 日本から世界に向けて発信し、実績を積み重ねた「食養」の系譜(「食養・食育」の造語は 石塚左玄)と実績がある。

日本では本来当たり前だった【和食】が、世界遺産「ユネスコ無形文化遺産」として認められたゆえんだ❣️

欧州の食生活はこのようなパンをはじめ、日本人が想像する以上に固いもので満ちているという。
    万能の「噛む健康法」で知られる【フレッチャーイズム】については、別の機会に😉(検索して事前学習される方は幸いかな❣️)

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