一日一トライ~”その記憶の記録”

陶芸を主に、自分の趣味や興味関心事、日々のNewsや出来事などを記憶のあるうちに記録しています。

Ⓘ-19.映画;「博士の愛した数式」から(1/2)~学んだこと

2023-03-17 07:00:00 | Ⓘ-ものの見方・考え方

”🎬僕の記憶は80分しかもたないー√Σ≒”
2006年公開、映画;「博士の愛した数式」の話題です。


あらすじ

小川洋子の同名小説の映画化。博士;寺尾聰主演。”私”・杏子;深江絵里、義理姉;浅丘ルリ子
 家政婦として働くシングル・マザーの”私”=杏子が、家政婦紹介組合から派遣された先は、交通事故で脳を損傷し、その後遺症で80分しか記憶もたなくなった天才的な元数学者=博士の家。数学を愛し他には興味を示さない博士に、”私”は困惑するが、ある日、”私”に10歳の息子がいることを知った博士は、次の日から息子を連れてくるようにと言う。翌日、初対面の息子の頭を撫でながら、博士は彼のアタマの形から「ルート」と名付け、その日から3人の日々は温かさに満ちたものにー。さまざまなトラブルを乗り越えながら月日がたつうちに、博士の記憶時間は短くなり始める。


 博士の認知症の原因は、不幸にも交通事故によるものですが、この映画みて、「認知症」の原因や特徴、予防・改善、支援・介護のことをアレコレ考えさせられました。
 ここに登場する”博士”の80分しか記憶が維持できないという認知症ですが、合わせて年齢を重ねていくうちに発症する認知症について考え、調べる機会になりました。まだ認知症でないだろう⁉と思っている現時点でー


 大脳は、脳全体の重さの80%を占める最も発達した脳の部位で、前頭葉、側頭葉、頭頂葉、後頭葉の4つに分化しており、博士の物理的損傷を受けたのは前頭葉の一部にー。
 ちなみにその部位の働きはー
  前頭葉~
ものを考える・記憶するほか、運動の指令を出す。
  頭頂葉~ものを感じ解析する空間認知の役割。
  後頭葉
視覚機能が集まっていて、目から情報を取り入れ解析。
  側頭葉~記憶や言語、音の解析。
 

 人間、健康で長生きするためには、足腰をはじめ、どこの臓器や器官が悪くなっても不具合が生じます。なかでも、生活の質(QRL)を維持していくためには、”脳の働き”が一番大きな要因になるのではないかと強く感じました。  

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