大分・コンパルホール「０才からのジャズコンサート」／由布院・アルテジオ

　今日はまず最初に大分コンパルホールの多目的ホールで11時から「０才からのジャズコンサート」。

　大分は滝廉太郎が最後に暮らした地ということで、「荒城の月」も演奏した。そしたら「荒城の月」というお菓子を頂戴した。




客席の様子


多目的室なのに、ここのピアノはフルコンなのである



　終了後に車で湯布院へ。途中この地の名物という梨ソフトクリームなどを食べながら50分程で由布院に到着。

　超モダンなアート空間「アルテジオ」で4時から「０才からのジャズコンサート」、7時からは大人向けのコンサート。

　ここは音楽にまつわる多くの作品を展示している美術館で、おしゃれな喫茶室も隣接されており、コンサートなども時々開催されている。

　紅葉の季節の土曜日とあって、由布院の町には老若男女大勢の人が歩いていた。

　終了後は、お世話になった小柳さん、吉良さんと一緒に美味しい料理で打ち上げ。夜中近くに今日の宿、フローラハウスに着き、湯布院の湯に浸かる。


外階段の壁もアートなのである


小柳さん、吉良さんと


ベートーベンと


14時の回、演奏風景






客席の様子


上から見るとこんなです


夜の部開場前




夜の部演奏中








打ち上げ料理のほんの一部

大分で休み

　今日は大分市内で休み、色々と面白そうなお店がある。

　商店街にはビル・エヴァンスのジャズが流れている。居酒屋や焼き鳥屋さんにもジャズが流れているから、外国人から考えると、日本人はジャズが大好きなんだ、という事になる。ジャズが1番耳障りでない バックグラウンド音楽だから、とは考えないよな～。


ジャズの流れる大分には素敵なお店が沢山あった


弦楽四重奏団が「愛の讃歌」をやっていた


ここの日田焼きそばは実にうまい！


赤レンガにて、電飾と月

綾町から大分へ

　子ども達は朝の6時過ぎに学校に向かった。

　森下さんの天然酵母パンで朝食後、綾城を見学、構内の工芸館で藍染や陶器をショッピング。先週はホッカイロやスリッパまで買ったから、こんなにNYに持って帰れるのか？

　お昼は「薬膳茶房・オーガニックごうだ」のオーガニック・ランチ。全国から訪れる人も多いというのが判るとても美味しい健康改善食だ。オーナーのお父様はこの町の照葉樹を保存し、名物にした元町長の郷田實氏である。素敵な町である。

　随分と完成されつつある東九州道を通って大分駅前のホテルには夕方に着いた。


綾城から見た綾の町


綾城にて


オーガニックごうだのランチ

宮崎県綾まち・賢治の学校

　福岡から4時間弱、宮崎県綾町へ移動。きょうは賢治の学校・綾自然農生活実践場でのコンサートである。

　今年の10月に他界された教育者、鳥山敏子さんの東京・賢治の学校の分校で、森下夫妻が元は馬小屋だったという建物を改造した場所に一家で暮らしながらシュタイナー農法の実践を行っている。綾町で以前演奏した薬膳レストランの郷田さんの紹介である。

　私もこれまでも北海道のシュタイナー学校や千葉県の長生村のモルゲンランドなど、日本でのツアー中にシュタイナー関連の施設を訪問する機会もあり、何か縁を感ずる。シュタイナーとの共通点があるという宮沢賢治の「農民芸術概論綱要」を読みたく思う。

　演奏後は森下家の小学生の2人の息子さんと合奏する。中学生のお兄さんは、会場でお客さんに出す飲食物の係を担当してくれていた。さらに宮崎市内の学校まで通っている高校生のお兄さんもいる、元気な4人兄弟である。


50ｍ離れている隣の家は馬小屋


建物の横には広大な畑が広がる


綾には陶芸作家が多い。賢治の学校の裏山には八十一さんの陶房がある


八十一さんは足で回すタイプのロクロを使う


裏山から見た賢治の学校




森下夫妻と

福岡県朝倉・時季のくら

　広島から4時間、福岡県朝倉市の素敵なデザインの「時季のくら」でのディナーコンサートにはちょうど一杯のお客様。

　はるばる東京からのご夫妻、九州ではいつもいらしてくださる福岡からのご夫妻、それにこの素敵な空間を設計をされたＯ氏も。

　ここは300年続く老舗・庄分酢の直営レストランで、自家製の有機の酢を始め、安全で滋養のある食品も売られている。

　ツアー中には得難いオーガニックのお粥やポテトチップスなどを買い込む。14代目当主、高橋社長のこだわりが嬉しい。演奏後は木下シェフの美味な料理。


高速のサービスエリアでストリートビューの撮影車軍団に遭遇。鹿児島へ向かうと言う。


この橋を渡れば九州。有明さんは人生初の九州です


時季のくらに到着