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患者のつめはがした疑い、看護助手逮捕 以前も同種事件

2011年08月26日 | いろいろ
患者のつめはがした疑い、看護助手逮捕 以前も同種事件
 入院中の80歳の女性患者のつめをはがしたとして、京都府警は25日、京都市中京区の毛利病院の看護助手佐藤あけみ容疑者(37)=同市西京区川島六ノ坪町=を傷害容疑で逮捕し、発表した。「仕事などでむしゃくしゃしてやった」と容疑を認めているという。

 五条署によると、佐藤容疑者は24日午前10時半ごろ、女性患者の左足の親指のつめを手ではがし、けがを負わせた疑いがある。午後に巡回した看護師が女性のけがに気づき、病院が担当の職員らから事情を聴いたところ、佐藤容疑者がつめをはがしたことを認めたため、病院が署に通報したという。

 佐藤容疑者は、ベッドのシーツや患者のおむつの交換など介護業務を担当。被害に遭った女性は、手首とひじの骨折で、6人用の病室に入っており、家族が署に語ったところでは、認知症が進んでいるという。同病院で別の患者数人のつめもはがされていたとの情報もあるといい、五条署が関連を調べている。

 佐藤容疑者は、市内の別の病院で、2004年9~10月に入院患者6人の手足のつめをはがしたとして傷害罪に問われ、06年1月に懲役3年8カ月の実刑判決を受けた。毛利病院では8月6日から常勤で働いていた。病院の担当者は04年の事件について「面接をした者がいないのでわからないが、把握していないと思う」と話した。


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