安倍首相、解釈改憲に意欲=自衛権行使の「選択肢必要」-参院予算委
参院予算委員会は5日午前、安倍晋三首 相らが出席し、2013年度補正予算案に関する基本的質疑を行った。首相は集団的自衛権について「今、(行使を認められてい)ないことによるデメリットに 直面している」と述べ、行使容認に向けた憲法解釈変更に重ねて意欲を表明。さらに「集団的自衛権の行使はやらなければいけないわけではない。(必要なの は)政策的な選択肢を持つことだ」と強調した。民主党の羽田雄一郎参院幹事長への答弁。
首相は実際の行使に当たっては(1)憲法の解釈変更(2)法的根拠の整備(3)行使するかどうかの政策的判断-が必要との認識を示した。
羽田氏は集団的自衛権行使を容認する場合、解釈改憲ではなく憲法改正が望ましいとの考えを示したが、首相は「憲法には個別的自衛権や集団的自衛権の明文の規定はない。憲法改正が必要との指摘は必ずしも当たらない」と反論した。(2014/02/05-10:54)
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