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世界記憶遺産:「筑豊の炭鉱文化を発信」喜ぶ地元・田川

2011年05月30日 | いろいろ
世界記憶遺産:「筑豊の炭鉱文化を発信」喜ぶ地元・田川



上半身裸の男女が寝ながら採炭する様子を描いた「寝掘り」(64年)=田川市石炭・歴史博物館所蔵

 福岡県筑豊の炭坑画家、山本作兵衛(1892~1984年)の原画などがユネスコの「世界記憶遺産」(MOW)に国内で初めて登録されることになり、作兵衛の地元・同県田川市は26日、喜びで沸いた。かつて炭鉱の街として栄えた筑豊の住民たちは「日本を支えてきたのは石炭であり、炭鉱」と改めて胸を張った。

 98年に作兵衛の記録画を収めた「筑豊炭坑絵物語」を編集した市教委教育総務課の課長補佐、森本弘行さん(52)は「(作兵衛は)後世に残したい一念で絵を描き始めたので、天国でもきっと喜んでいるでしょう」と満面の笑みを見せた。

 96年7月から市報で計36回にわたり、作兵衛の作品やエピソードなどを紹介。「作兵衛博士」の異名もある森本さんは「作兵衛さんは筑豊炭鉱隆盛期に生まれ、衰退と同時期にヤマを去った。いわば、筑豊炭田の記録を後世に残すために生を受けたような人」と語った。

 作兵衛の日記を解読する作業を02年から続けている「作兵衛さんを読む会」会長の野村喜七郎さん(75)も「これで筑豊の炭鉱文化が世界に発信されると思う」と感慨深げ。

 また、炭坑節の語り部として講演活動を続ける田川市伊田の原田巌さん(69)は「祖母も父もこうやって働いていたんですよ。日本を支えてきたのは石炭であり炭鉱。田川にみんなが目を向けてくれるようになれば」と涙ぐんだ。同市川宮のガス組合職員、高橋広昭さん(58)も「筑豊は暗いイメージも強いけれど、田川がいい面でも名前が知られるようになれば」と喜んだ。【伊藤奈々恵】


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1 コメント

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挿絵が違います・・・ (koko)
2011-07-28 21:12:29
HPに載せている絵は、「立ち掘り」です。
「寝掘り」ではないです。
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