涼しさを求めて…六甲山へ
サンデー神戸の取材で
オルゴールミュージアム ホール・オブ・ホールズ六甲へ行ってきました。
オルゴールは、1796年にスイスで生まれたのだそう。
円柱型のタイプが当時は一般的。
当時でもやはりお金持ちの持ち物だったみたいです。
自宅でゆったり音を楽しむものでした。
1900年頃には、ドイツやアメリカで円盤形のものが登場するようになります。
円盤を入れ替える事ができるのですね。
円盤さえ集めれば、一台で何曲も楽しめます。
時代の流れで蓄音機などに押されると、
このような大きなオルゴールの役目は衰退してしまうのですが、
私たちになじみのある、小さなかわいらしいオルゴールは
変わらず残っていったのですね。
2階のホールでは、オルゴールなど、自動楽器のコンサートも開催されます。
こんな大きなものも、自動で演奏する「楽器」なのです。
これは、自動演奏のヴァイオリン。
現在、夏の特別展「星空とオルゴール」を開催中。
星空を投影した暗い会場の中で、ゆったりと音色を楽しめました。
ほんのりとライトで照らされたオルゴール達が、
しっとりと音楽を奏でます。
これは…デートコースにもよろしいのではないでしょうか
今回は、学芸員の内藤さんにお話を聞いたのですが、
オルゴールを「鳴らす」でもなく「かける」でもなく、
「演奏する」とおっしゃっていたのが印象的でした。
実際に、円柱型のものと円盤形のものを聞き比べたのですが、
やはり違うものですね。
円柱型は「癒され系」円盤形は「ゴージャス系」って感じがしました。
サンデー神戸でもその音をお届けする予定ですが、
やはり、実際に現地でその音を聞いてみていただきたいものです。
涼やかな音ですよ
詳しくは、8月7日午前9:00からのサンデー神戸で