旧西独製のレンジファインダーカメラBRAUN PAXETTEシリーズの広角レンズStaeble Choro 38mm F3.5です。M39スクリューマウント、通称パクセッテマウントと呼ばれているものです。ライカL39とは口径は同じですがフランジバック長(パクセッテマウントは44.0mm、ライカL39は28.8mm)が異なります。
レンズ構成 3群3枚
最短撮影距離 0.6m
重量 49g(実測値)
距離計非連動タイプのレンズです。そのため通常のレンジファインダー機用のレンズよりも寄ることができるようです。最短撮影距離は0.6mになっています。ちなみに距離計に連動するStaeble LINEOGON 35mm F3.5の最短撮影距離は1.0mです。
距離計連動タイプのレンズであるSteinheil Cassarit 45mm F2.8(右側)と比べると、Staeble Choro 38mm F3.5(左側)のマウント側の作りがシンプルになっています。ただレンズ後端がかなり出っ張っていていて、ビハインドシャッターの中にすっぽり入りこむようになっています。
絞り開放、最短撮影距離付近では背景が回ります。
ぐるぐるレンズです。けっこう回ってます。面白いですね。こういうレンズ、大好物です。
SONY α7+Staeble Choro 38mm F3.5