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to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

今日の欧介兄さん&気持ちのこもった言葉かけ

2011年09月21日 | Health

台風が向かってきていますが、今は雨音も静かです。

 

欧介兄さんの術後の経過ですが、良好のようです。

病院でタートルネックのような包帯でできたお手製のお洋服を着せてもらってます。

傷口は背骨の横に沿うように20㎝ほどの長さで縫合してあります。

痛々しいです。

だけど本犬、あまり痛くないみたいで、普通に走ったりソファーに乗ったりしております。

明日、一部抜糸予定です。

今は、首の近くまで縫合部があるので首輪やハーネスができないため、お散歩ができません。

術後1週間も経っていないので、お散歩に行けないことを憂うのもどうなんだろうと思うけど。。。

 

今回は、うんPも1日1回ですが、夕食後に回腸~にしてます♪

今朝は、朝食後にもしてました♪

 

病院に入院していた時は、ご飯の時間になると物凄い大昂奮をするので、

先生もビックリだったみたいです。

欧介にとってフードは物凄いご褒美に仕立てあげてあるので、

ご飯の時間は超楽しい時間なのです。

先生がビックリしていたのは、物凄く興奮しているのに、吠えたり唸ったりしないこと。

そして食べてしまえばフードボールを守って威嚇したりしないせいだと思う。

実際にウチでも大興奮ですが、蒼太と顔をくっつけるようにして食べていても

唸ったり喧嘩したりしません。

嫌な興奮じゃないからかもね。

以前、フードボールからこぼれたフードを食べている隙に食べ終わった蒼太くんが

欧介の残ってるご飯を盗み食いしちゃったことがあるんですが、

当の欧介は何事もなかったかのように、蒼太をスッとどかして残りを元気に食べていました。

もちろん、盗み食いをした蒼太くんは上目づかいで私を見て、

「やっちゃいました。。。ごめんなさい。。。」って顔をしてました。

そんな蒼太くんには、厳重注意が待っていたことは言うまでもありません。

「蒼太くん!!自分がやられたら嫌なことは絶対にしない!!」

 

犬が言葉を理解するとは思ってないけど、私はこんなときには「NO!!」とは言いません。

人にそうするように、なぜ叱られなければいけないのか理由をなるべく短く説明します。

「食べちゃいけない!!」「ダメでしょ!!」というのが普通だと思うんだけど、

これだと、もし蒼太が言い訳ができたら、「だって、兄ちゃんが。。。」って言うでしょ。

一応反省もしてるみたいだし、そういう時って、叱っていいものかどうか迷うじゃない?

だから厳重注意。

それで、2度とやらないので、私は「NO!!」「NO!!」と言われ続けるより、

犬はわかるのかな?って思っています。

たぶん、気持ちが込められてるから?なんじゃないかな?って思うのですよ。

 

くどくどとお説教じみても、それはそれで犬だって「めんどくせ~な~」って思うだろうから、

短文明解でいきまっしょ。

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遊びで問題行動を予防

2011年09月20日 | Obedience

蒼太は対犬、対人への興味より、私への強い気持ちを持ってほしいと望んでいました。

仔犬の中から蒼太を選んだ理由も、仔犬として他の兄弟と遊びながらも、

常に人の存在を気にし、人の足元へ来ては何かをせがんでいる姿に、

この子だ!!と確信を持ちました。

強さや活発さばかり気になる仔犬選びですが、一緒に生活する上で、

人に付くというのは重要な部分でもあるんです。

 

そしてそれを伸ばすためによくした遊びは引っ張りっこ遊び。

引っ張りっこ遊びは、この人と遊ぶと楽しいを決定づけるのに有効な遊びだと思っています。

この遊びの中には、「咥えて」「引っ張って」「持ってきて」「おいで」など、

たくさんの要素が詰まっています。

「咥えて」は特に「咬みつく」という問題行動の予防としても有効だと思います。

ウチは紐のついたボールを使用しましたが、このボールのところを咬む、

咬む場所を指定して遊ぶことで、咬んでよい場所、咬んではいけない場所を教えていきます。

「咥えて!」と言って紐付きのボールに咬みつかせて、「ボールよ!」などの言葉で

ボールの部分を咥えるという意識をつけさせます。

最初は間違って、紐の部分が咥えやすいので、紐ばかりかじります。

時々、ボールの部分を咥えるので、その時はよーく褒めてあげます。

咥えないからと言って、無理に咥えさせたり、押し込むようなことはしてはいけません。

ごく仔犬の頃は、動くものを追う性質が比較的旺盛です。

この時期を利用すると上手に遊べるようになります。

少し大きくなると、全く興味を示さない子もでてきます。

欧介は、そんな子でしたが、5歳を過ぎたころから、飼い主との関係が安定してきたら、

引っ張りっこ遊びができるようになりました。

 

犬が紐付きボールを咥えたら軽く引く。チョンチョンと言う感じ。

あまり強く引いて犬が簡単に負けてしまうようだと、面白くないので、

力加減としては、犬が頑張れる力加減とでも言いましょうか。。。

しつけの本には、「必ず飼い主が勝つように」とか「必ず終わりは飼い主が勝って。。。」

とか書いてありますが、私は、引っ張りっこして必ず負けてあげます。

その代わり、すぐに持ってこさせてまた引っ張りっこします。

引っ張りっこで必ず自分が勝つと知っているので、もっと遊びたいと思う犬は

引っ張って欲しくて近づいてきます。

取られたくないので首を振ったりもしますが、紐の部分を上手く掴んで引っ張りながら、

「持ってきたの、偉いね~」とか、「引っ張って引っ張って~」とか声をかけながら

遊びを盛り上げます。

そして負ける(笑)

そして盛りあがったら、「また今度ね」で最後は言葉で書くと、勝って終わるわけですが、

実際には割とあっさり止める感じ。

 

間違って手を咬んだり、人の皮膚に歯が触れた時は、「あっ、あっ!!」とか、「痛いっ!!」

など警告音を発する感じ。

犬を押さえつけたり、ひっくり返したりしなくても大丈夫。

ちょっと犬がハッと気が付く程度でOKなので、遊びを続けながら

咬んでよい場所を咬んだら褒めるに重点を置いて繰り返す。

 

引っ張りっこする際に、犬が首を横に振って引っ張るようなら、

なるべく真すぐに引けるように、力加減を調節してみてください。

横に首を振るのは、力任せに奪おうとする嫌な興奮を引き起こす引き金になりやすいです。

後ろ足に体重をかけながら、後ろに引く、それが良い昂奮状態のバロメーターです。

きちんと引っ張れたらそれも十分に褒めるに値する行為です。

 

ボールなど咬む部分に関して言えば、犬によっては咬みが強い子と優しい子がいるので、

材質をその子に合った素材にすることも重要です。

欧介は、咬み心地にこだわるタイプで、ソフトな材質で咬むと歯が少し沈むようなものを

好みます。

蒼太は、なんでも基本的にOKですが、咬みが強いので、

硬いボールで以前犬歯が欠けてしまったことがあります。

ロープ素材でもよいと思います。

 

遊びの中で、「咥えて」「引っ張って」「持ってきて」「止め」「おいで」などたくさんの言葉を

話しかけながら遊んであげてください。

「スゴイね~」「つよいね~」「偉いね~」などの褒め言葉もたくさんかけてあげてください。

たくさんたくさん言葉をかけ、丁寧に聞く耳を育ててあげてくださいね。

それが訓練でありしつけでもあるのですから。

 

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家でトイレができるとイイね♪

2011年09月19日 | Health

欧介は、8歳までウチの中でトイレができませんでした。

このことは何度かblogにも書きましたが、今回入院や退院後のことを考えると、

現在、トイレがウチの中でできるようになっていて本当に良かったと思います。

 

欧介がウチに来た当初は、ブリーダーさんに狭いケージの中を2つに分けて、

半分がトイレ、半分がベッドにして飼うように言われ、

「フ~ン、そんなもんなのかな~?」って感じで何もわからず実践してみました。

ところが、トイレを覚えるどころか、ケージの中はウンチ踏み散らかしで、

当の欧介は大変な騒ぎようでした。

毎日、夜中に2回ウンチにまみれた欧介を洗うために抱き上げると、

自分もウンチまみれ~~寒い冬に起きては洗い、着替えてを繰り返しました。

もうノイローゼになりそうでしたよ。

ケージから出すと、何処でも構わずチッチしちゃうし。。。

トイレシートにチッチの匂いをつけておくと、そこにするようになるなんて本で読んで、

やってみたけど、嫌がっちゃって、かえって他でするようになっちゃうし。。。

後でわかったんだけど、欧介兄さん、かなりのきれい好きなんです。

ケージの中に敷いてあるタオル、見た目がキレイでも数日経つと変えて欲しいのか、

自分で引っ張りだすのです。

いたずら好きの欧介だったので、最初はタオルをかじるためにやってるのかと思ったら、

そのタオルでは一切遊ばず、「かたずけて!!」と言わんばかりに、目で訴えるのです。

キレイなタオルを敷いてやると、嫌いなはずのケージに悠然と入っていき、

ひとしきり匂いを嗅いだら満足げに出てきます。

キレイ好きだったことが判明して、すべてのトイレットトレーニングが間違いだったことに

やっと気づきましたよ。。。

だけど、時すでに遅し。。。お散歩に出られるようになると、お外ですべてするようになり、

ウチの中では一切しなくなりました。

 

トイレのしつけに関しては、結構頑張った方だと思います。

と~っても悩んだし、いろいろやりましたが、結局その頃はしつけられなかったと思ってた。

 

だけど、3歳で肥満細胞腫の手術をしたとき、退院後しばらくはお散歩に行けなくて、

ウチの中でチッチをしなくてはいけない状況になりました。

すると、おもむろに昔トイレを置いていた場所に行くではありませんか!?

「えっ??覚えてたの??」ビックリです。

そしてお散歩に出るまでの1週間くらいをトイレで用を足すようになりました。

お散歩に出ると、また、そこでは全くしなくなりました。

 

8歳の時に、一大決心!老後のために、ウチでチッチできるようにしよう!!

ある台風の日に24時間チッチ耐久レース??なる企画を決行。

欧介と根競べです。

24時間たってもチッチをしようとしない欧介に折れそうになる私。。。

もう限界!!と思った時に、欧介兄さんはトイレでしてくれました~。

その日から時々気が向いたとき?なのか、チッチをするようになり、

ある日を境に、毎晩寝る前にするようになり、、、回数が増え、、、

今では、普通に「チッチ~」と言うとできるようになりました~~

 

この裏には、からくりがあって、「チッチ」をするとママパパ大喜びで狂喜乱舞♪

フードのオヤツを10粒から20粒あげ続けるのです。

チッチのために朝ごはん夜ごはんからフードを減らしておくんですが、

最近では、このフード欲しさにお散歩でのチッチをせずにわざわざウチでするように

なってしまいました。

お外でのチッチは迷惑に思う方もいるので、できれば家の中でできるようになると

ご近所さんに迷惑もかからないので、私は良かったと思っています。

今回のような入院となると、さらにトイレ事情は心配、またはストレスになるので、

どんな子でも、根気強くトイレのトレーニングをすることをお勧めします。

案外、わかっててもいざとならないとできないのかもしれないですよ。

あきらめずにやってみてくださいね。

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祝退院・・・そして去勢も

2011年09月18日 | Health

欧介くん、無事退院してきましたよ。

病院での対面では、

「こいつっ!今頃来たのかよっ!何処行ってたんだよ!こんな目に合わせやがって~~!」と

少し顔が怒ってました(しょんぼり・・・)

車で、家に近づいてきたら、大暴れで、ヒィヒィ言ってましたよ。

やっぱ家がいいのね。

家に到着すると、家中、変わりないか?興奮気味にチェックチェック。

エリザベスカラーをガンガンぶつけながらひとしきり暴れて、

今はスヤスヤとお休みになられています。

 

今回、抜歯をしてもらったのは書きましたが、実は去勢もしました。

「肥満細胞腫の手術自体は難しくないので、一緒に去勢もできますが・・・」と提案がありました。

 

私は、去勢に関してそれほどポリシーがあった訳ではないのですが、

これって結構、賛成派、反対派、意見の分かれるところだと思うのです。

 

何故、欧介は去勢をしなかったか?というと、

欧介が前にも書きましたが、手に負えなかった頃、よく「去勢してないからだ!!」って

言われてました。

アジリティーの会場で、毎回脱走を繰り返していた時も、

「取っちゃえば楽になるよ~」とか「取らないと一生走れないよ~」とか

周りの参加者の方に言われ続けました。

将来の病気のことを心配して、貴重なご意見をくださる方もいました。

だけど、本当におとなしくなるの?走れるようになるの?どうなの??って疑問に思いました。

そして結論は、それってぜ~んぶ人の都合のよい犬にするための去勢??って思ったら、

だったら去勢しなくても日常生活を普通に送れる子にして見せる!!

去勢しなくてもアジリティーを楽しんで見せる!!

訓練だってやって見せる!!って思った。

自分が楽になるかも知れないという定かでもない理由で、

欧介の身体を傷つけることが、どうしても私にはできなかったのです。

男の子らしく、心も身体も成長して、その時々で出てくる男の子らしい問題は、

訓練であったり、飼い主との関係であったりとそういうことで乗り切れないものだろうか。

結果としては、物凄~く大変でした。いらぬ苦労もしました。

でも、人犬ともに、たくさんの経験とたくさんの思い出、そして強い絆を手にしたと思ってます。

今回、去勢をしようと思った理由は、やはりこれから起こりうる病気を心配してでした。

1年くらい前に「前立腺肥大」が出てきてると言われていたのですが、

何度も手術を重ねている欧介の身体を考えると、去勢のためだけに麻酔をして手術を受ける

きっかけがつかめずにいました。

無事にすべてを乗り切れて、今は安心しています。

 

ちなみに蒼太くんは、月齢3か月前にブリーダーさんの意向?手違い??で

去勢手術をしてからウチにきました。

男の子として立派に成長するんだろうか?骨格の問題や、性格の形成など心配しましたが、

特に目立っておかしなところもない?し、問題ありませんでした。

そして何より、対犬に対してのマイルドさやシツコイ匂い嗅ぎもないし、

男の子らしい我の強さもないので楽してます(笑)

蒼太の去勢は、私の考え方とは違った意見のもとに行われてしまったわけですが、

物ごころつかない3か月という早期の去勢はある意味、

本犬にとってはストレスが少ないのかなと思います。

いろいろな問題が出てからの去勢だと、問題の対処へのストレスとか手術のストレスで

2重にのしかかってくるわけだから、そう考えると3か月前の去勢もありかな?って

今は思っています。

 

去勢、どちらも経験してみましたが、その子のことを考えてなさるのが正解なんだと

私は思います。

欧介兄さん、抜糸は1週間後です。

それまで、あんまり暴れないでね。

 

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欧介にお守り袋を持たせたよ♪

2011年09月17日 | Health

欧介兄さん、今回で肥満細胞腫の手術は3回目ですが、

毎回、手術の時には、手作りの「お守り袋」を持たせています。

いつもは、毛糸で編んであげるのですが、今回は初めてフェルトで作ってみました。

一応自称、フェルトの先生??作家??なので。。。

これは布フェルトと言って、シルクオーガンジーと羊毛で布から作っています。

ちなみに、縫い目を何処にもありません。

それがフェルトなので、お裁縫が苦手でもできるんです。

 

そして欧介兄さん、明日朝病院に電話をして退院ができるかどうか聞いて、

退院予定です。

病院の先生からは連絡が無いので、たぶん大丈夫でしょう。

逢いに来てはいけないと言われてしまったので、逢いたい気持ちを相当我慢しています。

電話も日曜日の朝にしてくださいと指定されてしまったので、様子を聞くこともできません。

でも、連絡が無いのは特に相談するような異常はないという知らせと言うことで、

安心はしています。

早く会いたいよ~~欧介~~(T T)

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ネゴシエーションからのステップアップ

2011年09月16日 | Obedience

蒼太くんの「立止」(四足で立ってること)ですが、

以前は、「立って」のコマンドとともに、立ちあがるのはいいのだけど、

o-mamaの右斜め後ろを覗きこむように見てて、思わず、「どこ見てんの~?」って

こちらまで蒼太の覗いてる方向を覗きこんでみたりして。。。

そのくらい不思議な視線。

本当は、立ちあがったとともに、顔がこっちを見ていわゆるアイコンタクトができる姿勢が正解。

最初から、こっちを見ながら立ってを教えれば良かったんだけど、

そこは素人の私のしていることなので、ちょっとした手違い。。。??

 

こちらに顔が向くためには、リードショックを使う?

私はこういう時には強制して形を作ることはしません。

「立って」の形はできているのだから、後は視線だけこっちを向けばいいんです。

それを伝えきれてないだけ。。。だから、立ち上がればいいだけだと思い込んでる蒼太の頭に、

こちらを見ながら立ち上がらなければ「立って」は完結しないと言うことを教える。

もう一度、ボールを使用して私の肩の位置にボールを持って、「立って」で

ターゲットであるボールを見ながら立ちあがるを、徹底的にやり続けました。

ボールを失くしてできるようになるまでに、3歩進んでは2歩下がりを繰り返します。

 

ここで重要なのは、ボールがあれば完璧にできると言うところまで持っていくことです。

焦って、ボールが無い状態でやってみてできないと、叱る、怒る、ショックを使う、

ということを続けていると、犬の気持ちが萎えてしまうんですね。

そりゃ、訓練士さんは上手なので、その時間が短いです!

でも、私は素人なので、とにかく時間をゆっくりかけます。

その期間は、半年から1年に及ぶこともあります。

完璧になったところで、ボールを失くしてやった時には、「ボールが無くても同じ!」

「やるんだよ!」という強い意識を持ちます。

ここからが、犬との本当の対話が始まるのだと私は思っています。

 

それまでのオヤツやボールを使って犬を動かす状態は、

交渉(ネゴシエーション)だと思ってます(笑)

あげるからやって!?どこまでならやる??もう少し頑張ったらほ~らご褒美でしょ~。

形の定着までは、これが必要だし、とっても大事。だから時間をかける。

交渉でえたコミュニケーションの仕方を、こちらの意思を伝え、

人の意思をくみとってくれる犬を育てるのに使っていく。

 

訓練した犬は、自分を持たないロボットの様だと言われるけど、

私は彼らの目に、意思の強さを感じるし、彼らが自ら選択してそれをしているとしか思えない。

私は時々、自分がオーケストラの指揮者になった気分になることがある。

彼らが奏でる音を、響きを受け止め、それを紡いで私を通して表現する。

そこにはネゴシエーションなど入りこむ隙間もないのだ。

訓練の本当の面白さや醍醐味は、犬と対等に話し合えるここからなのかなって思うのです。

 

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肥満細胞腫・・・手術、無事に

2011年09月15日 | Health

今朝、入院してお昼過ぎに手術をして、4時半ごろに病院より連絡があり、

滞りなく、手術は成功したようです。

ご心配いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

手術の際に、簡単にですが歯石も取っていただいたんだそうです。

奥歯が1本グラグラだったので、抜歯したそうです。

入院前に私の手で、歯石も取れるところは取っておいたのですが、

その時何本か揺れて歯周炎が進行している歯を見つけました。

私的な治療プランとしては、表面的な歯石除去は普段からしているので、

たとえ歯が動揺していても、歯肉炎が最小限に止められていれば、出血も少なく、

自然脱落するまでは、炎症を起こさないように、管理できるのではないかと思っていました。

歯周炎は進行性の病気なので、犬の場合、ある程度進んでしまうと、

いかに炎症を抑え、進行を止めていくかが、非常に難しい課題です。

人の場合、歯間ブラシやフロスなどの補助的な清掃用具をつかい

細かい汚れを除去することで、細菌の温床を作らないという管理ができますが、

犬の場合は、そこまで管理がしずらいです。

ブラッシングのみでも歯肉炎を最小限に抑え、歯牙の動揺によって起きる炎症を

コントロールしてやれば、抜けそうな状態になっても痛みや排膿を抑えながら、

自然脱落に持っていけるのではないかと考えました。

今日、抜歯した歯は、出血も少なく、ポロッと簡単に取れてしまったということでした。

私の治療プランが少しは欧介の痛みを軽減し、たとえ歯を失っても、

緩やかな老いの現象としての変化ぐらいで済んだのではないかと思えました。

 

病院の先生に「会いに行ってもいいですか?」って聞いたら、断られちゃったよ。。。

以前入院した時に、毎日お見舞いに行っちゃったから、先生もちょっとーぉ。。。って

おもったんだろうなぁ。。。

もう寝てるかなぁ。会いたいよぉ。欧介~(;;)

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肥満細胞腫・・・ふたたび

2011年09月15日 | Health

ここのところ欧介兄さんの小さいころを思い出していたのは、

明日、肥満細胞腫の手術をするからなのでした。。。

 

 

先週木曜日の夜に背中の右側にポチッと何かができていることに気がついて、

土曜日に病院で見てもらったところ、肥満細胞腫と診断されました。

 

これで、3回目の手術です。

3歳の時は、それはそれはショックで、、、泣きました。

でも、手術の前に思ったんです。

肥満細胞腫ってグレードが低いと痛みも何も無いみたいで、欧介は普通に元気なんですね。

泣いて過ごしてる時間があったら、楽しいことをたくさんしてあげよう。

いつも笑ってる欧介を見ていたいし、笑っていられるようにしてあげよう。

手術は成功して、肥満細胞腫は撃退!

 

 

そして、8歳の時にまた新たな肥満細胞腫ができて、この時は意外と冷静でした。

とりあえず、取ってしまえばどうってことないんだって知ってたから。。。

腕の内側だったので、運動機能に障害が出てしまうことも考えられたけど、

それでもまた元気になれば不自由なのはいくらでも飼い主が補えるから、大丈夫!

運よく、何も障害もなく、快復!

 

 

そして、今回は、やっぱり11歳という年齢を考えると、麻酔のリスクがとっても心配です。

手術自体は、背中の右側にポチットできているだけなので、先生も問題ないと言っています。

麻酔も今の時点で、それほど心配もないと言うことです。

でも、それでも、飼い主としては、いろいろ考えちゃって、心配なんですね。。。

小さいころを思い出しては、ウルウル。。。

blogを書いては、メソメソ。。。

なるべく湿っぽくならないように、頑張ってるけど、一人でいると、

気がつくとボーっとしてて何時間も過ぎている。

 

 

欧介も蒼太もそんな私の様子に、何か変だと気がついているみたいで、

カタトキも離れず、くっついてる。

特に、蒼太は、私が気がつくと「欧介。。。」と言って、欧介を撫でているので、

どうしちゃったの??って感じで、そっと傍に来ては甘えてる。

 

 

明日もう今日ですね、朝、入院です。そして手術です。

もしも気にかけてくださる方がいるなら、欧介のために祈ってやってください。

祈りが通じますように。

 

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咬みつく子をぶら下げて。。。

2011年09月13日 | 日々の出来事

またまた、欧介兄さんの小さいころを思い出してみました。

 

欧介兄さん、お散歩が普通にできませんでした~(汗)

拾い食いが酷くて、地面に落ちてるものは何でも咥えたい、確かめたい。。。食べたい!!

アスファルトで鼻がすりきれちゃうんじゃないかと心配もしたけど、へっちゃらでした。

地面のシミでさえもパクッとしてました。

その時の勢いは、まるでパチンコ玉のように俊敏な動きなんです。

物が落ちている時は、注意してるんだけど、シミに関しては、対処しきれない。。。困りました。

その状態で、1時間半~2時間近く歩き散歩をするので、

何度、口の中の物を吐き出させたか。。。

だんだん、こっちも上手くなっちゃって、パクッとしたら、

すかさず声も出さずにササッと近づいて、口をパカッと開けて、中の物を振って取り出す。

振らないとだめです。出てきませんから。。。

 

そんなお散歩も終盤にかかってくると、今度は帰りたくないので、

逆方向に逆方向にリードを引っ張る、引っ張る。。。

延々とお散歩している訳にいかないので、意地でも帰ります!!

そうすると、欧介兄さん、怒りのぶら下がり作戦に出るんです。

ジャックラッセルがおしりに咬みついて、ぶら下がって、首を振ってるんです。。。

映画「マスク」の一場面を見てるみたいですよね。

仕方ないのでそのまま歩いてると、知らない人からも「大丈夫ですか。。。?」って

ご親切に声をかけていただいて。。。

 

とりあえず、お尻は痛いのと、ズボンが下ろされそうになるので、何が何でも阻止!!

リードをメーイッパイ遠くに放して飛びつけないようにしました。

すると、欧介も負けてませんっ。

今度は、足元を狙ってきます。拾い食いの要領で食いついては離れるので、

まるで、ピンポンダッシュのようです。

敵は、それまでこのためにこの動きを拾い食いで鍛えてきてるので、これにはお手上げでした。

1回のお散歩で靴がボロボロになるほどでした。

 

ある日、そうだ!足に来るんだから、またまた足ブローック!!と考えついて、

ブロック体制に入ろうとしたら、欧介の動きが速くて、

向かってくる欧介の胸元にキレイに入るo-mamaの足の甲。。。

欧介兄さん、バック転で吹っ飛びましたーー

まるでスローの映像を見るようでしたよ。。。

そして、見事な着地!!4つ足でキレイに立ってました。

10点・10点・10点・・・って感じだったよ。

着地を決めた欧介の顔がメチャクチャ怒ってました~~すごい形相で向かってきました~。

「うわ~ぁぁぁっっ」逃げるo-mama。。。10倍返しでしたぁ。

 

だけど、その後この咬みつきと首振りは、なんとな~く終息を迎え。。。

なんだったんだろ~~??

逃げるが勝ち??ということだったのかなぁ。。。

(よい子(飼い主)の皆さんは、ぜ~ったいに真似しないでね~) 

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ソファーにあげちゃいけないの??

2011年09月12日 | Obedience

欧介との幼いころを思い出しています。。。たくさんたくさんいろんな事があったからね。

 

欧介は、幼いころ、床が嫌いだったんです。

たぶん、床に寝そべるなんて、彼の中にはありえなかったんでしょう。

 

ウチの2階には、二人掛けのソファーと一人掛けのソファーがあります。

欧介が小さい時に私がうっかり二人掛けのソファーに座ってくつろぐと、

猛ダッシュで走ってきて、咬みついて引きずり降ろされてしまうのです。

抵抗しようなんて思った時には、吠えて飛びかかってきました。

引きずりおろされて咬みつかれるので、毎日毎日泣いていました。。。

最初は訳も分からず、咬みつかれてましたが、どうも2人掛けは自分のだと思っていた?

でも、このソファーを買った時に、o-papaと2人掛けは私の!!ってお約束があったので、

欧介に取られちゃうのは、どうしても納得できなかったんです。

なんとかしなくっちゃ!!

 

その日から、ソファー争奪戦が始まりました。

特にお散歩から帰ってくると、お互いにソファーでくつろぎたい。

だけど、欧介は私が同じソファーに座るのを許してくれないので、

だったら、欧介に降りてもらうしかない。

お散歩が終わるとどっちが先に座るかで、その日の勝敗が決まるのです。

欧介が先に座った日は、絶対に座れないように、吠えたり飛びついたりして

阻止されちゃうので、私は床かテーブルの椅子にしか座れません。。。

お散歩から帰るとうかうかしてる暇はありません。急いでソファーに陣取るのでした。

そして、飛びかかってくる欧介を足でブロ~ック!

「この椅子はママのだからだめ~!!」って叫んでました。

そんなこんなで少しづつ、欧介との攻防戦は時間が短くなり、私が先に座ると、

仕方なさそうに一人掛けの方へ行って、ため息交じりにふて寝するようになりました。

そして、いつの間にか一緒のソファーでくつろげるようになりました。

でも、欧介の場所は座面じゃなくて、ソファーの背もたれ部分。

あくまでも私より上の位置にいたいようです(汗)

 

そんなに苦労するならソファーにあげなきゃイイって話なんだけど、

なんかそう思わなかったんだよね。

権勢症候群とかその頃良く話題になっていて、何でもかんでも犬との関係が上手くいかないと、

そのせいにしているのが、ちょっとね。。。

ソファーにあげちゃいけない、一緒に寝ちゃいけない、ご飯は飼い主が食べてから、

ドアは飼い主が先犬は後、ぜーんぶやってはいけない!はやってた(笑)

だって、ふつーに暮らしてて、ワンコと上手くいってる飼い主さんもいるのに、

なんでウチは違うの??っつーの!

犬が違うって言われりゃそれまでだけど、もっと飼いにくい犬でも上手くやってる人は

いくらでもいるんだし。。。

 

今の欧介を見ると、初心者の飼い主さんは「ソファーにあげたりはしませんよね!」って

様子を窺うように聞いてくるのだが(たぶん、服従訓練をしてるからだと思うけど。。。)

期待を裏切って悪いな~って思いながら、「ソファーで寝てますよ~」って答える。

「イイんですか?」

「だって、くつろいでる姿を見るのもかわいいじゃない?癒されるでしょ~」

「よく犬がリーダーになっちゃうからダメって言うじゃないですか?」

「そうね、そう説明された方がわかりやすいこと、それで納得したことがたくさんあるでしょ。」

あくまでも「例えば」の話だから。

それをまともに捕えて、どっちがいい悪いっていうのはナンセンス。

 

私は向かってくる欧介に、全力で立ち向かって、そのパワーをがっぷり四つで受け止め、

はね退けたうえで折り合いをつけることでソファー問題を解決した。

この方法で今ではお互いにくつろげるソファーになっているので、OKなんだと思ってる。

 

もちろん今なら、「足でブロック」しなくても教える術をもっているから、

目には目を、歯には歯をの精神でいかなくても上手く折り合いをつけることはできる。

でも、スマートじゃないけど本気で向き合うと言うことを学んだという点で、

欧介とのソファー争奪戦はいい思い出なのだ。

 

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