欧介兄さんは、おやつ大好きっ子です。
しかし、胃腸が弱く、トレーニングにおやつを使うと、アレルギーから
お腹の調子を崩すこともあります。
なるべく、いろんなものを1度にあげない。
たとえば、他の人からおやつをもらうのも極力、禁止。
トレーニングも基本的には、フードを一粒づつです。
「そんなんで、言うことをきかせるなんてかわいそう~」とか言われることもあるけど、
欧介はあまり気にしてないみたいです。
でも、フードで十分ってo-mamaが思うまでには、紆余曲折ありました。
おやつを使ったトレーニングで一番問題になるのは、
おやつが無いとやらない、または、おやつをバージョンアップしていかないと、
やらなくなる。
飼い主が、おやつに頼ってしまうことで、無いと不安になって、
結局犬をコントロールできなくなってしまうのです。
そして、常におやつを与えていると、太ってしまったりと
健康上の問題も出てきます。
欧介のような、アレルギーのある犬は、一つの食物を与え続けることで、
アレルギー物質の限界値を超えてしまい、アレルギー反応が出てしまいます。
そうなると、食べられるものが減ってしまうし、
アレルギーのあるものを食べてしまうと体調もわるくなる。
まだ、アレルギー自体があるとわかっていなかった頃、
アレルギーに対する知識が無く、いろんなおやつを使っていました。
そして、よくお腹を壊しては入院してました。
おやつを使う大きな理由は、
これならやってくれるだろう、これなら元気に戻ってきてくれるだろう、
欧介が喜んでくれるためならと、
いろんな期待とともにおやつのバージョンアップが始まりました。
結局最後は、お肉のついた骨を持ってトレーニングする状態でした。
そして、ちょっとした油断の結果、骨を丸ごと飲まれて、喉に詰まりそうになるという
事件まで引き起こしてしまいました。
このとき、そこまでしてしなきゃいけないトレーニングって何なんだろう。。。
って考えさせられました。
おやつの使い方、おやつの種類を考えた結果、
いつも食べてるフードを朝ご飯の分から半分、
夕御飯の分から半分取っておいて、お散歩の時やトレーニングで使うようにしました。
フードなので、回数を制限しなくても、思う存分あげられます。
食事の量もコントロールできるので、太る心配もありません。
その代わり、あげる時にはすご~く美味しいおやつをあげるかのごとく、
演技をします。
その様子が欧介にとっては、とっても褒められていると感じるのか、
どんなおやつよりも食い付きがよくなりました。
スペシャルなおやつって、結局、飼い主からもらえる物が一番なんですよね。
おやつ大好き、オモチャよりも食い気だった欧介でも、
フード1粒がスペシャルになりました。
欧介兄さん、君こそママのスペシャルご褒美!だよ。