さまよいOKEIの気ままなブログ!!

ハイキング、ウォーキング、お散歩や趣味に

三頭山(ヌカザス尾根)

2015-05-30 | ハイキング

31日の日曜日はアルコの例会山行で楽しみな瑞牆山。しかし天気予報は降水確率50%以上で気がもめる。もし中止なら今日、土曜の天気予報は良いのでどこかの山に行きたい。

今日の行動は、金曜日に中止が決まれば三頭山のヌカザス尾根。今日の午前中に中止連絡なら高尾山か浅間嶺。瑞牆山決行なら生田緑地とバラ園に決めた。金曜の夕方に中止が決まったのでヌカザス尾根を歩くことにした。

11年10月に鶴峠から三頭山に登り、ヌカザス尾根を下ったが、急斜面と滑り易い道で、木の根に足を引っ掛け転倒し、捻挫一歩手前のような怖い思いをしたことがある。その時に、この道は下りより登りの方が安全だろうと、一度登ってみたいと思った。

先週、カミサンと久し振りに三頭山に登り、頂上付近の道標で奥多摩湖方面の表示を見て沸々と登りたい気持ちが湧いてきた。この表示では奥多摩湖まで4kmだが、標高差は1000mあるのでかなりの急坂。地図のCTも3時間半。

歩いた感じではイヨ山までは急登。イヨ山からヌカザス山までは急坂のアップダウンが3・4回。ヌカザス山から入小沢ノ峰まではオツネノ泣坂という笑いが出るほど滑り易い急坂。入子沢ノ峰から三頭山は自然林の多い尾根歩きだが一定斜度の足に堪える登りが続き、足がツリ出し、ダマしダマし歩いてきた。結局、登りに4時間近くかかった。

帰りは数馬の湯に入ってから帰ろうかと思ったが、アルコの山行報告を読んだらバスがギュウギュウ詰と書いてあったので、始発の都民の森に下りて座って帰ることにした。但し、帰りのバスの中で右足がツリ出したのにはマイッタ!狭いスペースで足をアッチ持ってったり、コッチ持ってったり、その度に筋肉がピリピリと吊ってイテテテ…と往生した。

峰谷橋8:20→登山口8:50→イヨ山9:40→ヌカザス山10:40→入小沢ノ峰11:20→鶴峠分岐11:40→三頭山西峰12:10→中央峰・東峰12:15/12:40→見晴し小屋13:05/13:15→鞘口峠13:40→森林館13:55→駐車場14:20

標高:峰谷バス停530、イヨ山979、ヌカザス山1175、入小沢ノ峰1302、三頭山1531、鞘口峠1142、都民の森駐車場1000

峰谷行のバスに乗り、峰谷橋で下車。ドラム缶橋に向かう。

今はドラム缶橋と言わず浮橋というらしい。このプカプカ浮いている橋で奥多摩湖を渡る。

釣をしている人がいたので何が釣れるのか聞いたが、本人も分からないそうだ?

車道を1km弱西に歩くとヌカザス尾根の登山口。

道は最初から急登。イヨ山まで50分で400m以上登る。

979mのイヨ山。展望はない。

イヨ山からヌカザス山まで標高差200mを60分。高低差のあるアップダウンが何度か続き嫌になる。

小石混じりの滑り易い道も出てくる。

ブナの木が多くなってきた。新緑が眩しい。

1175mのヌカザス山。ここも展望はない。糠指山は当て字かな?

ムロクボ尾根に下りる分岐。

枯葉の下は粘土質。よく滑る。大きく下ってから登り返す。

オツネノ泣坂とはよく名付けたものだ。ロープが続き、下りより登りの方が遥かに安全。以前転倒した所で、ここの下りは怖い!

1302mの入子沢ノ峰。展望なし。

登山道も幅広の尾根道になったが小さなアップダウンが続く。足の筋肉がピリピリとツリ始めた。ツムラ68を飲む。ヌカザス尾根を下りるハイカーとすれ違うようになった。

鶴峠分岐。鶴峠から登ってきた時、道を間違えここに出てきた。

鶴峠分岐から山頂までは楽な道と思っていたが、まだ180mの登り。かなり辛い。

やっと三頭山西峰の階段に到着。

山頂は人で一杯。座る所もない。

今日の富士は雲がかかっていてよく見えない。

結局、中央峰で昼食。ここもハイカーがかなりいた。

東峰の展望台。御前山、大岳山、馬頭刈山がよく見える。

前回は登山道の標識を辿ったが、今日はブナの路の標識で下りることにした。

前回素通りした見晴し小屋に出会えた。

見晴し小屋の展望は東峰と同じで大岳山と馬頭刈山。三頭山から北方向の奥多摩湖や鷹ノ巣山の展望がないのが残念。鷹ノ巣山から三頭山がクッキリ見えるのに!

若者がカエルがいたとはしゃいでいた。登山道でカエルやヘビを見るのは珍しい。

ブナの路は登山道と比べ歩き易く整備されている。

鞘口峠。ここまで下りたら下山したようなもの。

森林館に到着。

森林館のレストランで飲んだ生ビールは物凄く旨かった! 最近山を下りた後のビールの旨さが分かるようになった。成長したね!

駐車場の売店で塩だれ笹竹を買った。前回買ってファンになった。たまり漬もいいけど、こういう味付け好きだね!

今日は覚悟していたとはいえ、かなりハードなハイクとなった。ヌカザス尾根は下りで使う人が多いと思うが、登りの方が遥かに安全と思う。

ヌカザス尾根の登りは3時間50分だったが、以前下った時の記録は2時間55分。若者達には抜かれたが、今日の登りは順調だったと思う。

鬼怒沼のイメージを持ちながら登ったが、まあ~大丈夫かな? ただ最後に足がツリ出したのは要警戒!

下りてみれば苦しさも忘れ、満足の一日でした。

コメント    この記事についてブログを書く
« 江の島 | トップ | 生田緑地バラ苑 »

コメントを投稿