さまよいOKEIの気ままなブログ!!

ハイキング、ウォーキング、お散歩や趣味に

日光白根山★

2018-07-14 | ハイキング

アルコ18名で日光白根山を歩いて来た。地上は36度という猛暑だったが、2000mを越える山は25度以下で快適な山歩きが出来た。

日光白根は6年前の5月にSU-SANリーダーでスワンさんと3人で登り、強烈な思い出となった感動の山。翌年の夏にその感動を思い出しながら一人で登ったが、やはり最高の山だった。この素晴らしい山をアルコのメンバーに継承したいと今回の山行を計画した。

マイクロバス利用だが、ワンドライバーの勤務時間は出庫前、帰庫後点検の2時間を入れて16時間以内という厚労省の通達が出ている。遠距離の為6時出発としたが、回送時間も入れて昭島帰着は19時半に収めたい。高速道往復、ゴンドラ、休憩や道の駅の時間を考慮すると山行時間は5時間半(9;40~15:10)とかなりキツイ計画になった。ガイドブックのように前泊が必要だと思う。

丸沼のゴンドラ山頂駅から歩き出し、大日如来あたりからキツイ登りになる。標高差は600m弱だが、高度の影響か山頂付近のザレバでは息が切れて、単独行なら立休みを繰り返すだろうと思いながら、リーダーが最初に潰れてはいけないと言い聞かせながら歩いた。

下りの弥陀ヶ池のコースは6年前にSU-SANに連れられ、恐怖を感じながら登った感動の場所。初めて下りたがガラバの急坂で、浮石が多く、ズルッ・ズルッと滑るのは当たり前。一歩一歩神経を使う道だった。

下りの途中でメンバーの一人の腰が痛みだし一気にスローダウン。弥陀ヶ池に15時近くになり、このペースだと駐車場には17時を越えそうで、ドライバーが心配するだろうとBeaさんに先行下山をお願いした。

弥陀ヶ池からも急坂の道が続く。17時近くになり、登山道が薄暗くなり、踏み外しなどのケガが怖いと腰痛者と3名のサポート要員を残し、他のメンバーは先行下山させた。

山道の段差の多い場所でドンと足を下ろした時の腰に響く痛さは経験した人しか分からない。一時は山岳救助隊の要請も考えたほど。本人はまだ大丈夫と、ソロリソロリの歩きだったがどうにか18時前の明るい内に自力で登山口に戻れてホッとした。山で思いも掛けないことが起きるのは覚悟。今回は腰痛者の頑張りを褒めたい。

ゴンドラ山頂駅9:50→大日如来10:30→白根山12:30/13:20→弥陀ヶ池14:55→菅沼登山口17:50

標高:山頂駅2000、大日如来2110、白根山2578、弥陀ヶ池2300、菅沼登山口1735

昭島6時に出発して9時5分に丸沼スキー場に着いた。3連休の初日だが時間的には計画通りで順調。

ゴンドラで山頂駅に向かう。眼下に人工スキー場があり、多くの人が滑っている。

山頂駅には10の百名山が見える展望台と天空の足湯がある。

ガスが掛ってハッキリしないが、正面の山は上州武尊かな?

山頂駅はよく整備されてコマクサやシラネアオイなどの高山植物のガーデンになっている。正面がこれから登る白根山。三つのピークがあり、右が昼食をとった祠。真中が主峰。左が弥陀ヶ池下山口のピーク。

ここから歩き出す。

山頂駅周辺は森林浴が出来る周回遊歩道が整備されている。付近を歩いている観光客も多い。

大日如来。ここから本格的な登山道になる。

シラビソの樹林帯の中を登って行く。

かなり登ってきた。山頂駅が遥か下に見える。

この山野草が目立つ。多分カニコウモリ。サンコウさんも参加予定だったが彼も腰痛でダウン。

岩場の急坂を登る。息が切れる。

満開のシャクナゲ。ここのシャクナゲは白い花が目立った。

森林限界に到着。ここから山頂まで30分だが砂礫の辛い登りになる。

今年のシャクナゲは当たり年かな~?このような豪快なシャクナゲは初めて見た。

一歩一歩砂礫の道を黙々と登る。

12時30分に山頂の祠に着いた。山頂駅から2時間40分でほぼCTと同じだが、5年前は2時間で登って来た。脚力がかなり落ちている。

 

ここを左に行くと五色沼の下山コース。正面奥が男体山だが雲が掛っている。

山頂が狭いので、祠の付近で昼食。

昼食後山頂に向かう。

山頂は狭い。二つの班に分けて集合写真。

弥陀ヶ池の下山口に向けて山頂を下りる。

続いてピークを登り返す。

五色沼がキレイに見えた。右が前白根山。その奥は日光湯元。左が五色山でその奥が金精峠。

6年前su-sanに連れられ、右の沢から登って来て、この尾根に立った時に「登り切った」と心からホッとした場所。

6年前の写真。最後にスワンさんが登ってくる姿を尾根からパチリ。

冬道は沢を直登するが夏道は沢の左岸の岩場を下りる。

これが沢の直登で崖のような傾斜。ここが登り切った場所で感慨深い。

沢の崖を登るSU-SAN。保持できる体勢になるまで我々は待機。雪山の登り方を教えてもらいました。

弥陀ヶ池からこの急坂を登ってきたのだと感慨ひとしお。ガラ場の急坂で浮石が多く、ズルッと滑る。神経を使う下りが続く。

岩がゴロゴロしていて歩き難い。メンバーの一人が腰に痛みが出て一気にスローダウン。

コバイケソウ。花は7年に一度というが、これから花が咲きそうだ。

弥陀ヶ池に着いた。下りのCTは40分だが、ガラ場の神経使う下りで、高齢者なら60分以上は絶対に掛りそう。

腰痛者をサポートしながら100分掛って下りて来た。現在15時でこのペースで歩くと菅沼登山口には17時は越えそう。15時10分の下山予定で運転手が不安に思うだろうとBeaさんに先行下山してもらった。

弥陀ヶ池からの下りも急坂が続く。

17時になり登山道が薄暗く感じ始めたので腰痛者とサポート要員3名を残し、他のメンバーには先行下山してもらった。

18時近くになりようやく登山口に下りてきた。明るい内に自力で下りてこられホッとした。腰痛者の頑張りを褒めたい。

下調べもせずに地図のCTをベースに計画を作ったが時間的に無理だったと思う。アルコの力ではスムーズに行っても16時の下山が最短だと思うが、バスの運行時間の14時間以内に収まらない。前泊が必要の山だった。

今回は高山植物が少なかったが、満開のシャクナゲが見られ、念願の弥陀ヶ池コースを歩けて、自分としては大満足の山行だった。

日光白根は近くの至仏、燧、武尊と比べても遥かに面白い山だと思う。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
« 関東ふれあいの道(神奈川県... | トップ | 尾瀬縦走(鳩待峠から温泉小... »

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
有難うございました (ハチロクです。)
2018-07-19 12:02:50
大変お世話になりました。
6年前の写真・・凄かったんですネ~・・
「家宝」ですね!

コメントを投稿