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赤城山のアカヤシオ

2017-05-07 | ハイキング

昨年は丹沢と那須でシロヤシオの群落をイヤというほど見ることが出来た。今年はアカヤシオの群落を見たいとネットで探したら赤城山にあるという。場所は赤城山のケーブル跡地あたりということでサンコウさんを誘って見に行くことにした。

赤城山は黒檜山や駒ケ岳は歩いたことがあるが、ケーブル跡の利平茶屋から鳥居峠のルートは初の訪問。鳥居峠の近くに長七郎山があり、前にアルコの例会山行があったが参加できなかったので今回合わせて歩くことにした。

利平茶屋から尾根道を辿ったらアカヤシオが次々に現れ、イヤというほど見ることが出来て感動。長年山を歩いているサンコウさんもこのようなアカヤシオの群落は初めて見たと感激していた。

後で知ったが尾根道は一般道でなく、普通はケーブル跡地のルートを登るそうだ。帰りに一般道を歩いたがアカヤシオは高い所にチラホラ見えるだけで尾根道と比べて遥かに貧弱。知らずに最高の道を歩けて幸運だった。

利平茶屋8:00→尾根分岐9:45→鳥居峠10:05/10:20→小地蔵岳11:00→長七郎山11:25/11:40→小沼駐車場(昼食)12:05/13:05→ビジターセンター13:40/14:05→鳥居峠14:20→御神水14:40/14;55→利平茶屋15:45

標高:利平茶屋1026、尾根分岐1500、鳥居峠1400、小地蔵岳1573、長七郎山1579、小沼1486、ビジターセンター1363、御神水1281

昭島から3時間近く掛って利平茶屋の駐車場に着く。赤城山は前橋市内から入ると思ったが、ナビが足尾銅山の道を辿ってきたのでビックリ。帰りに足尾銅山に寄ってみたいと思ったが!?

この辺りは利平茶屋森林公園といってキャンプ場、バンガロー、バーベキュー広場が揃っている。

ここから鳥居峠に向かう。鳥居峠の道標の文字が消されているようで気になったが。

最初はダラダラ坂を登る。

15分程歩くとアカヤシオが見えてきた。

近くに近付けないアカヤシオの並木。アカヤシオは岩場の危険な急斜面で花を咲かせる。

マルで桜のよう。色が鮮やかなのは咲き始めのようだ。アカヤシオはシロヤシオより2週間ほど早い。

花が大きいので風や雨に弱く、花の寿命も一週間程度と言われている。

見飽きない花の街道。シロヤシオの白もよいがアカヤシオのピンクも最高!

見事な色のアカヤシオに盛んにシャッターを切っていた人達は上州の山で有名なブロガーだそうだ。

私も写真を撮らせてもらいました。次回の写真展の有力候補かな?

次々にアカヤシオが出てくる。

アカヤシオの中のサンコウさんをパチリ。

毎年ここに来るというブロガーから先行を譲られた。この道は一般道でないので登山者が少ない。尾根を外さず、滑落に気を付けて登れと言われた。

急坂の開始。

岩が次々に現れ、踏み跡が不明になってきたのでサンコウさんに先行をお願いした。

ヤセ尾根と岩が交互に出てくる。

眼下に駐車場が見える。かなり登ってきた!

大分空が近づいてきた。あの山が最後かな?

この辺りのアカヤシオはまだつぼみ。

500m登って駒ケ岳の稜線に出た。奥の方から上がってきたが通行禁止の枝が置かれていた。確かにあの岩場の下りは危険。

右に行くと手前が駒ケ岳で奥が黒檜山。

左に歩き、手前に覚満淵と奥に大沼(おの)が見える。

100m程下って鳥居峠に着く。

鳥居峠からの景色も抜群。覚満淵は花の時期と草紅葉の時期に2度ほど来たことがある。

ここから長七郎山に向かう。

長い階段から登り始める。

まだ雪も残っていた。

分岐で小地蔵岳に向かう。

小地蔵岳山頂。景観はない。

長七郎山に向かう途中で、右端に駐車場が見え、所々ピンクが見える中腹より下の尾根を歩いた。

鳥居峠から1時間ほどで長七郎山に着く。

下りは小沼(この)に向かってガラバを下りる。

小沼に到着。対岸が小沼駐車場。

小沼を半周して駐車場に着く。

景色に誘われて湖畔に下りる。

ここで昼食。爽やかな風が吹いて気持ちがよい。ここに折り畳みの椅子を持ってきて本を読んだら最高かな?

帰りは八丁峠からビジターセンターに向かうことにした。ここは地蔵岳の登山口だが前に登ったことがあるサンコウさんが半分以上階段の登りということでパス。

岩のゴロゴロした道を歩く。

笹の道も出てきた。

雪が残っている道も!

ビジターセンターに到着。ここでしばし休憩。

覚満淵に向かう。

覚満淵はいつ来ても気持ちの良い場所。

鳥居峠に戻る。東海林太郎の「赤木の子守唄」の碑があった。

ここからケーブル跡を下りる。300m先に御神水の表示。

ケーブル跡地は急坂の階段を下りる。バランスを崩すと危険。

下から見上げるとこんな感じ。御神水まで階段は800段以上あるとのこと。120mの下り。

御神水の屋根が見えた。

この水は今まで飲んだことがないほど最高に美味しく顔がほころんだ。後から来た小学生が一口飲んで美味いよと親に向かって叫んでいた。赤城のアカは水を現し、城は器を現すそうで、この御神水が赤城の名前の由来だとか?

ここからケーブル跡を離れて登山道を下る。

この道沿いのアカヤシオは登山道からかなり遠い。

アカヤシオの並木も貧弱?

利平茶屋に着く。

水芭蕉は終わっていた。尾瀬は大丈夫かな?

森林公園のバンガローを下りて駐車場に無事到着。8時間弱、2万5千歩のハイキングでした。

今回歩いて赤城山の全体が理解できたような気がする。

 

明日はカッコウソウの鳴神山に登るため桐生市内のホテルに泊まることにした。夕食に街に出かけたら出会わした地元のオジサンが商店街を一回り案内してくれた。桐生市街は歴史があるだけに人口10万の都市にしては規模が大きい。シャッターの店も少ないように見えた。

ひもかわうどんの幟に引き寄せられて古風な建屋のうどん屋に入ることにした。

ひもかわうどんはときがわ町で食べ損ね、越生町でも食べられず、やっと桐生で食べられました。長さが1m以上あるようで食べるのに苦労したがまた食べてみたいと思うほど美味しかった。うどんと材料は同じだと思うが全く違った味に感じました。

アカヤシオの群落に堪能し、初めて水の美味しさを感じた御神水を飲み、念願のひもかわうどんを食べられ、今日も満足の一日でした。

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2 コメント

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Re:Unknown (o-kei77)
2017-05-13 22:46:04
赤城山も色々なコースがありますね。
楽しいコースでした。
ハチロクさんも楽しんできてください。
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Unknown (ハチロク)
2017-05-10 19:32:52
お二人ともお元気ですネ!
赤城山は小学生のころ大沼にスケートに行った
記憶しかなく、今回(27日)は参加表明しま
した。
尾瀬は応募を遠慮する間もなく大好評で、快晴
だと良いのですが?!
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