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雨の岩木山と斜陽館◎

2023-06-16 | 日記

弘前まで来たなら岩木山と斜陽館に寄ってみようと。バスで岩木山に行ったが曇りの予報が外れて雨、リフトも動かず、スゴスゴと引き返してきた。翌日、津軽鉄道で太宰治の斜陽館を見て、五所川原の立佞武多の館に立ち寄り、新幹線で無事帰省。

6月15日 雨の岩木山

弘前駅前にリンゴを収穫する男女の像があった。確かに弘前周辺は一面のリンゴ畑だが、少し離れると広い稲作地帯になる。何か作物の区切りがあるのだろうか?

弘前駅9:06のバスで10時過ぎに岳温泉に着く。バスの途中から大雨になり、まだ降り続いている。今日の天気は曇りの予報だったのにガッカリ。

岳温泉から岩木山8合目に行くバスに乗り、10時45分に8合目に着いた。バスの乗客は外国人2名を含め5名。

右がリフトの9合目で左が岩木山山頂。9合目から山頂は30分だそうだ。最後が急登かな?

雨でもリフトに乗りたかったが「悪天候のため営業中止」の掲示、残念。このリフトはよく中止するのでしょうか?

登山道はリフトのわきから登るようだ。

現在10:50、ここから山頂まで90分。チャレンジしようかと思ったが、食料もなく、また来ればよいと諦めました。

マイカー登山者2名とバス乗客1名が雨の中を登って行った。今日はマイカーも少ないね。

雲海というより雨雲でしょうね。

北の駐車場のわきに、雪が積み上げられていた。北斜面はまだ雪が残っているようだ。

フキノトウが出たばかり。

8合目のレストランも休業。ここで食事をして登る予定だったが、営業を期待しない方がよさそう。

オサバグサ

ハクサンチドリが慰めてくれました。

岩木山の鐘。「パトロールは知恵を出せ 知恵のないもの汗を出せ 知恵も汗も出ない者はパトロールでなし 山男」だそうです。くだらない文だが却って心に残るかも~?

11時30分過ぎにやっと雨が上がってきたが、11:50のバスで戻ることにした。

岳温泉に戻ったが、最近温泉の温度が突然低下し、休業している旅館もあるという。

弘前市内をブラつき弘前駅に。弘前は扇ねぷただそうだが、青森県の各所に色々なねぶたがあるという。

16:06、リゾート白神6号【くまげら】で五所川原に向かった。

6月16日(金) 斜陽館と立佞武多の館

ここが津軽鉄道の津軽五所川原駅。JR五所川原駅の隣。

8:07初の列車に乗った。2両編成の走れメロス号。

高校生がかなり乗っている。50名ぐらいかな。2つ目の五農高前駅で全員下りてしまい、車内は我々2人だけになった。後ろの車両は閉め切られました。高校生は自転車を使わず、鉄道を使うようにしているようだ。

津軽平野の広大な田園地帯が続く。

斜陽館のある金木駅で下りる。趣のある駅舎だね~。

斜陽館は駅から5分ほど歩く。

途中に太宰治一家が疎開したという旧津島家新座敷。建物は戦後ここに移転したらしい。ここで23作品が生まれたという。

8:40、斜陽館に着いた。8時半開館だと思っていたがまだ閉まっている。

入口をガタガタしたら開けてくれました。9時開館だそうです。入口から圧倒させられました。小作人が米を運んできた所でしょうか?

ノンビリビデオを見ていたら団体客が入ってきたので2階から見ることにした。田舎にしては豪華な洋間。

太宰治の勉強部屋だという。襖の書に斜陽の文字が書かれている。

この階段も見事だね。

1階に降りて、立派な板の間だが、隣に台所があり、ここで食事をしたのかな?。吹き抜けになっている。

仏間。昔会津の仏具屋さんに聞いたが、家具をやるより仏壇は遥かに儲かるといわれた。家2軒分かな?。欄間の彫刻も凄い。4つの部屋の襖を外すと63畳の大広間になるそうだ。

囲炉裏が3つも並んでいるのも凄いね。太宰治が無駄に大きな家と言っていたのがよく分かりました。

斜陽館は青森ヒバを贅沢に使っているという。樹齢300年近いかな?。ヒバがこれほど大きくなるとは知りませんでした。

駅に戻ったら金木は津軽三味線発祥の街だそうです。雪深く、寂しい町では、叩きつけるような三味線が元気づけたのかも。

10:06の電車で五所川原に戻る。津軽鉄道は12月1日から3月31日までストーブ列車が走るという。吹雪の中でイカを焼きながら、堪らないね~!

五所川原の駅から5分ほど歩き立佞武多の館に立ち寄ってきた。

エレベーターで4階に上がると3体の立佞武多がお出迎え。覗き込むが、圧倒されるほど馬鹿でかい。22mというからマンションなら7,8階かな。

江戸から明治にかけて競って大きなねぶたが造られた。道路が狭かったので上に上に伸びたが、大正時代に電線が引かれるようになって衰退したという。1996年に図面が見つかり岩木川原で立佞武多が復活したそうだ。今は通りの電線は地中化されている。

立佞武多は台座部10m、人形部12mで高さ22m。内部に発電機もあり、重さ17トンだそうだ。館内で映像が放映されるが3体の大型ねぶたが前面の扉が開いて、ここから出陣する姿は圧巻。毎年1体づつ作られ約2千万円掛かるという。この大型立佞武多は市の制作物だが、町内から中型小型の立佞武多が出てきて、お祭りの時は20体近くなるそうだ。

3体並ぶと迫力が増すね~!。四国の赴任地のお祭りも凄かった。10月のお祭りの時は都会に出て行った若者も戻ってきてお祭り一色。当然会社も学校も休み。お祭りは都会では味わえない心の故郷です。

五所川原の駅に戻り、

リゾート白神1号【橅】に乗り新青森駅に向かった。リゾート白神の【青池】【くまげら】【橅】をすべて乗ったが、社内はほぼ同じ。鉄道好きにはたまらない車両だと思う。新青森からは新幹線はやぶさで大宮まで3時間弱。早いけど、リゾート白神の方が快適な旅でした。この5日間は毎日のように雨が降り天気は良くなかったが、無事に旅が終えてヨカッタ、ヨカッタ~。

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