ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

夢見:3つの帽子

2017年08月17日 | 浅き夢見し

今朝の夢。


「私」はごちゃごちゃしたアジアの市場風の場所にいます。
建物の中ながら、屋台のような土産屋風の店がズラリと並び、
どの店もこまごました安物を店先にびっしり並べています。


この手の場所は散策しても、買い物をすることはまずないのに、
「私」はふと目に付いた帽子を手に取っていました。


それは青いバックスキンのハンチングとフェルトのベレー帽で
2足組靴下のように細いプラスチックの紐でしっかりとまっています。
2つセットで売っているようです。


「私」はバックスキンの深い青に惹かれ、試したいと思ったら
プラスチックの紐が外れてしまい、
帽子の間から別の帽子が飛び出してきました。


「3つセットだったのか
と驚きながらも、飛び出してきた青いチェックのニット帽を
とても気に入り、買うことにしました。


その時、どこから来たのか、
「ボクはあっちで絵を見てるから。」
と、穏やかそうな白人の男性が声を掛けてきて、あっちを指指し
ちょっとはにかんだように微笑みました。


「あ、うん。」
「私」も戸惑い気味に返事をし、あっちを確認してうなづきました。


カーフらしい薄茶の皮ジャン姿の男性が行ってしまうと、
「そうだ!あの人が新しいハズバンドなんだ。」
すっかり忘れていたことを思い出しました。


私たちは中学生のデートのようにぎこちなく、照れていました。
「きっといい人なんだろうな。」
と思いながら、新しいハズバンドのためにもセットの帽子を手にし
お金を払おうとすると、


シャッターが閉まってる
店名も何もないベージュ色のシャッターが完全に閉まっています。
いつの間にか他の商品もきれいに片付けられていました。


「私」は2組の青い帽子を持ったまま棒立ちでしたが、
「明日払いに来ればいいよね。」
と深い自信に満ちて、帽子を持って帰ることにしました。



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今日、リアルな私と夫は国籍授与式に参加し
NZ国籍を取得しました。
夢の中の「新しいハズバンド」はNZそのものだったようです。
嬉し恥ずかしの新しい門出、だったのか


英語で「2つの帽子を被る」とは二足のわらじを履くこと。
日本とアジアの2ヵ所でそれぞれ約20年ずつ生きてきた私が、
残りの人生をNZという第3の場所で生きていくのは
「3つの帽子を被る」ことになるのか


飛び出してきた3つ目の帽子もまた、NZそのものだったようです。

コメント
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