クリスマス当日は、
コロナ前の例年通り、
友人宅で過ごしました。
ここは基本的に集まるのは血の繋がりのある親族だけなのですが、
我が家だけ特別に、
垢の他人なのですが、家族の一員として迎えてくれます。
繋がりとしては、
旦那の幼稚園の頃からの幼馴染み一族の集まりで、
幼馴染みのお母さんと、旦那の亡き母とは、
中国で同じエリア出身ということもあり、
とても仲が良かったという繋がりがあります。
旦那の両親が他界した後、
旦那は実姉や実弟とは疎遠ですし、
親族との繋がりはほとんどありませんから、
それを不憫に思ってくれるのか、
感謝祭とクリスマス、イースターのお祝いは
こちらにお招きいただきます。
ビジネス方面でやり手の一族で、
イタリア、カリブ海に浮かぶ島などの不動産、
ニューヨークもソーホーにビル一棟、
ニュージャージーに大きな家2軒、
フィラデルフィアにビル一棟など管理。
マンハッタン内の高級コンドミニアム専門不動産経営。
マンハッタン内に美容院経営。
過去にはコーヒー豆の輸出入、
マンハッタンチャイナタウンのキャナルストリート沿い2階に
ずらっと縫製工場を経営。
マンハッタン内にレストラン経営など、
手広く商売をやっている一族で、
団結力も凄いですが、家族内のトラブルもそれなりに多い一家です。
私たちは垢の他人なので、そんなトラブルも全く関係なし。
一番大きな顔して参加しています。
私の実家も親族同士疎遠なタイプなので、
こういう一族に関わると、
「血族」の繋がりや助け合いについて、
とても考えさせられます。
もう一つ言いますと、
私がニューヨークに初めて来た21歳のときに、
この一族の一人と出会っていまして、
彼は当時高校生だったんですが、
その彼に「ユウコに何かあった時のために、
自分はずっと独身でいる。」と言われたことがありまして、
意味がよく理解できず、「はぁ~?!」と言ったのですが、
今もずっと独身でいます。
告られたわけでも、「好き」と言われたわけでもないので、
ずっと真意がよく分からず、
10年経った頃に、
「結婚しない主義だったっけ?」と聞いてみると、
「僕が結婚しない理由は、昔キミに言ったとおりだよ。」と言われ、
益々意味がよく分からないまま、プラス10年以上が過ぎました。
私の子供達にもよくしてくれるし、
旦那とも親しくしてくれています。
旦那と離婚危機のときに、
彼に少し相談したことがありますが、
「僕はキミの旦那とも友達だから、
キミ側に付くことも、キミの旦那側に付くことも出来ない。
ただ、夫婦っていろいろあるのが普通だと思う。
感情的になって決断を急いでほしくない。
ユウコがシングルマザーになって、異国で大変な生活を送るのは似合わない。
時間が解決するのだって一つの手だし、
話し合って解決するのも一つの手。
容易に離婚が出来る時代だからこそ、
踏み止まって考えて欲しい。
いろいろあっても、ユウコには幸せな家庭を築いていて欲しい。」
というアドバイスを貰いました。
そんな、私側に付けなんて言ってなくて、
ソーホーのビル一棟譲ってくれ!
とか冗談で言ってましたけど…。
旦那は幼馴染に相談していたし。
そんなこんなで、
私の夫婦関係のことも
なんでもかんでもよく知ってる一族です。
毎年、我が子達にもクリスマスプレゼントを用意してくれて、
本当に申し訳ないやら、
有難いやら。
今回も娘は大量の「クロミ」グッズを貰って大喜びしていました。
息子は日本のアニメ関係とお金貰ってたわ。
料理も沢山作ってくれます。
料理の品数が多くて、ちゃんと写真が撮れなかったので、
友人が撮った動画のスクショから。