今学期は哲学絡みのクラスを受講しています。
先日、画像や映像から何を読み取るか?
どう裏を読むか?みたいなのの流れで、
エッセイの課題と共に、
「ニューヨークの街を表現する写真を一枚、自分で撮影する」
というものがありました。
で、もちろん、
教授からは何も言われませんが、
ただ撮影するだけではなくて、
その一枚の写真の中に込めたメッセージと、
どのようなプランや構成を踏まえて撮影するかがポイントで、
写真の美しさよりも、
撮影者の思考能力を問われるものです。
そういうクラスなんですから。
んで、
この写真を撮って提出したら、
すごく褒めていただけたので、
ここにも載せておきます。
解説:(読みたい人だけどうぞ)
I aimed for asymmetrical balance technique. The right side is a construction building near my neighborhood. The vertical and horizontal lines of the scaffold make the patterns. The shooting angle from below gives a heavy industry view, and the dull color gives a cold and artificial image. On the left side is a bright orange round sunset. The dazzling sunbeam streams directly to the viewers. Taking asymmetrical balance, which is two completely opposite items together, creates a more vital message; for instance, “hope for the future" and “tomorrow is another day.” In addition to the asymmetrical layout, I also contrast light and dark, and light-weights (the sky) and heavy (the building). The sun and its beams are literally at the end of a "road" (linear perspective attachment).
華やかなニューヨークの街じゃなくて、
こういうダルそうな感じが、
実はニューヨークっぽいと思ったりして。
他の生徒たちは夜景とか高層ビルとか、
華やかな写真ばっかりだったけどね。
だから余計に際立ったわ、私のダルダル写真。
テーマは「tomorrow is another day」
この重厚感、死んだような色、ひと光の希望、
その光が自分の足元から伸びているという未来、
これが、私の感じているニューヨーク感だというのは、
間違いないです。
写真はしゃがんだ状態で撮っているんですけど、
後ろで仕事終わって帰る前に一服している作業のおじさん達が沢山いて、
「何やってんだ?」って顔して見てましたけど。
楽しい課題でした。
こういう、医療と全く関係のないことを学ぶのは
ある意味新鮮で楽しい。
さらに、この考え方や見方というのは、
仕事には役に立つんです。
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