Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

趣味の機械弄り(車編)

2014-06-30 | 夫婦・家族

週末は旦那の機械弄りに拍車がかかってた。
まあ、彼の趣味なので、
「またそんな無駄なことして・・・(鼻息)。」と心の中では思っても、
そっとしておいたほうがいいのは分かってる。

土曜日の午前中突然、
「車の下に潜るから、もしジャッキが壊れて車に潰されたらお前、
火事場の馬鹿力出して、俺を助けること!
もし作業中に不審者が近づいてきたら、戦うこと!
もし車の下に挟まって出られなくなったら、引き摺り出すこと!」
と告げられ、

しぶしぶ付き合うことになった。

場所は定休日のスーパーマーケットの駐車場(家の隣)。

車のことも機械のこともさっぱり分からないので(説明を2度ほど聞いたけど頭に入らない)、
詳細を書くことはできないのだけれど、
何やら修理する箇所があるらしく、
修理屋2軒に見積もりを出してもらうと、どちらも$800ほどだった。
どうやら相場が$800くらいのよう。

それ以降ずっと旦那が、
「あんなのに$800もするか?俺、自分で直せると思うんだけどなぁ。」と、
常にブツクサ呟いていて、
「も~、煩いなぁ・・・。修理屋に任せりゃいいじゃん。」と思っていた。

結局部品代に$200かかったけれど、
やっぱり自分でやってみないと気が済まないらしく、
実施。

何やってんだか知らないけれど、
最初はボンネット開けてコチャコチャコチャコチャ。
で、一ヵ所終了。
嬉しそうな、子供のような笑顔で、ちょっと笑えた(汗)。
その後、それ繋がりの修理で車の下に潜ったっきり出て来なくなった。

足は動いてるから、生きてるな…と思いつつ、
木陰でアイスコーヒー飲みながら読書する私。


30分後、汗だくになって出てきた旦那が、
「ダメだ!管が邪魔して手が入らん。お前、代わりに潜ってみるか?」

私:「誰が潜るかっ?!」

旦那:「それにさっき車で出掛けたから、火傷するほど熱い!」

ということで断念。

旦那、すっごく悔しそうに帰宅。
「あそこ、俺の腕入らねぇよなぁ?」
と、ずっとブツクサ呟きながら、
管の向こうに腕を入れるイメージトレーニングのようなことをしてる・・・(汗)。

「あれ、修理屋に持って行ったって、
ほんまにアイツ等直したかどうか分からんし、
こっちは潜って確認出来んし。
あれ、修理屋はどうやって直すんやろなぁ。」
と、ずっと言ってんの・・・。

その後静かになったので、諦めたんだと思っていたら、

夕方前になって、

「暗くなる前にもう一回潜るから、お前付き合え!」と旦那。

「どうせ、またダメなんちゃうの?!」とかは心の中だけで呟いて、
また渋々付き合う。

クリーパー(寝板)に寝そべって潜った潜った・・・。
コチャコチャしてた。

で、一時間後、

出来た!

擦り傷なのか火傷なのか分からないけれど、
腕に3ヵ所ほど傷が出来てたけれど、
バッチリ直せたと大満足の旦那。

「$600セーブできたぜっ!!
俺、この箇所(何か忘れた)の修理なら出来るで!」
と嬉しそう。

最後強気になって、
「コンピューターの中身、分解したり弄ったりしてる者にとっては、
車の作りなんか大したことねぇ~のよ!!」
と偉そうなこと言いながらビール飲み出して、
それがなけりゃ良いのにねぇと思いつつ、
「ああ、そ~か、そ~か。」と適当に相槌打っておいた。

ただ、車を弄るには部品や修理道具の値段が高いってことと、
修理する場所がいるからなかなか出来ないんだけど、
あの人、屋根付きのガレージ(車庫)与えたら、
一日中車の下潜って、弄る必要のない車でも弄ってると思うわ・・・(汗)。

機械弄りの好きな人ってそんなんだわ。

で、その夜、
皆が寝静まってから、
今度はテレビを開けて中身弄りだした・・・。

続く


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