「へったくそだなぁ~。ちっとも上手に読めないなぁ~。」と苛々しながら付き合ってきた息子のReading。
そりゃもう母子で激しい葛藤がありました。
か~んたんな単語が読めなくて信じられなかったり(心底読む気がない)、
毎回毎回、ワザとか?!と思うほど同じ箇所が読めなかったり(適当に誤魔化し流し読み)、
だるそ~に、面倒臭そ~うに読んだり、
ソファーに寝転がって、足を私の膝の上に置き、
「読んでる間、マッサージしといて!」とか言ったり。
とにかく、人に読んでもらうのは大好きだけど、
自分で読むのは面倒臭い息子なので、
興味のありそうな内容の本を選んで、さり気なく
でも確実に、毎日読ますよう持っていくかに頭を悩ませました。
でも気づくと、何だかんだでLレベルに到達。
(読解力がKレベル。ReadingレベルがLとMレベル。)
すっかり絵本じゃなくなった・・・。
ページ数は50ページだったり、70ページ前後だったり。
ミステリー系の本ばっかり!
写真の5冊、プラス3冊が寝室にもあり、これが学校から渡される1週間分のReading。
1年生とはいえ、日本ではまだ年長クラス。
それでもここまで読めて、理解出来るようになるもんなんだな…と、我が子ながら不思議に思う。
(息子と同レベルの子がクラスの3分の1くらいはいるはず)
これが、9月のレベルだったから、なんだかんだで前進してる。
でも油断するとすぐに転がり落ちそうで、安心できません。
アメリカではReading本にA~Zまで、アルファベットのレベルが付けられます。
一般的なアメリカのReading基準は、
キンダー(年長)で「A,B,C」
1年生で「C,D,E,F,G,H」
2年生で「I,J,K,L」
3年生で「M,N,O,P」
4年生で「P,Q,R,S」
5年生で「T,U,V」
6年生で「W,X,Y,Z」
(学年をまたがっているレベルもあります。)
と言われているので、このレベルでいうと、息子は2年生終了レベルですが、
厳しいNY市のReadingレベルは違っていて、
キンダー(年長)で「A,B,C,D,E」
1年生で「F,G,H,I,J,K,L」
2年生で「M,N,O~」
(あと、未確認…)
ということになっていて、最終的に文章読解がLレベルにまで到達しないと、1年生の学年最後の成績表で「4」を得ることはできません。
息子の学校だけじゃなくて、他の公立校4校のママ達と話したら同じだったので、間違いないはずです。
こういうReading練習用の本は、図書館で借りたほうが効率が良いのは分かっているのだけど、昼間に大きな図書館行ったら、頼まれたのかな?お爺ちゃんお婆ちゃんが、本のリストを持って、孫のReadingレベルの本をごっそり借りて帰ってたり、お母さんがそうしてたりで、なかなか「いい本」は借りられていて手に入らないほどです。こちらは1回50冊、延長込みで6週間借りられるので、小さなスーツケースで図書館に来る人もいるほど。
私は頑張っても25~35冊を借りるのが精一杯ですけどね。なので、面白そうな本があったら纏め買いしています。
でも、どこの家庭でも頑張っているんだなぁと思って、身が引き締まる思いです。
さて、うちの息子、1年生終わるまでのあと3ヶ月間で、文章読解がLレベルに到達するのが目標です(まあ、目標というか、それが普通なんでしょうけど…)。行間も読んでいかなくてはいけないし、1冊読むのに時間もかかるし、サポートするほうも大変になってきました。
最近やっと、読むことの楽しさとか、単語が発音できる(読める)ことの面白さが分かってきたのと同時に、長めの本でも途中で投げ出さず最後まで読み切るようになってきたので、この波に上手く乗って、誘導していかなくては…と思っています。
はぁ~もう、日本語頑張ったり、英語に力入れたり、算数先に進めたり、母も子も大変です…。
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