長島音楽教室~守口メイプルパーク

守口メイプルパークのピアノ教室です。
リトミック・絶対音感指導も行っています。

あそびをせんと うまれけむ

2012-11-28 15:39:26 | 日記

歴史が好きで、大河ドラマ「平清盛」も全編録画しています。

そろそろ終盤に近づき、HDDもいっぱいになって来たので、編集することにしました。

時間を作っては数話ずつ、早送り&30秒飛ばしを駆使して見返しています。

やっと第18話「誕生、後白河帝」まで来ました。

 

後白河帝は、長生きして平家・源氏を操ったラスボスみたいなイメージだったが、76歳没の白河法皇と比べて65歳没とは意外と若い。

それに演じるのは松田翔太。

 

後白河帝は今様歌謡を好み、後に「梁塵秘抄」を編む。

“遊びをせんとや生れけむ

戯れせんとや生れけん

遊ぶ子供の声きけば

我が身さえこそ動がるれ。” 

 

この時代らしいかは微妙な、でも雰囲気を醸し出してる旋律がいい。


タイトルバックでは子供の声で流れる歌。

雅仁(後の白河帝)はこの回で傀儡・遊女の里、美濃の青墓を訪ねる。

そこで祇園女御乙前~松田聖子~がこの曲を歌っているのを耳にする。

天皇の世継ぎをどうするか、様々な思惑の渦巻く中、帰館した雅仁がひとり朗々と歌う。

その場に居合わせた清盛は、赤子の時に聞き、よみがえったこの歌に驚く。

 

青墓という地について全く知らなかった。

ドラマでは、その地は皆、踊ったり(ブレークダンスみたいなのも)楽器を鳴らしたり賑やか。

籠を降りたら、芸人?たちが取り囲む。

子どもらもお面を付け、「花をくれ、どの花じゃ、あははは・・・」と歌って遊び、雅仁を巻き込む。

そこへ聞こえてくる、あそびをせんとうまれけむ♪

乙前の、その膝で泣き眠ってしまう雅仁。

 

ヨーロッパでいうジプシーのようだ、と思った。

このドラマでも、宮廷では崇徳帝などが和歌を詠むシーンがたくさん出てくる。

宮廷音楽(うた)と、民衆から湧き出でた音楽(うた)。

皇家と民衆・武士(当時はまだ武士の身分は確定されてない)。

ここにも、テーマが見える。

 

この回で色々このような事を考えて、また時間となってしまった。

編集できるのはいつの日か・・・。



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