三十汁+α

いよいよ三十路のアタクシを、節度を保ちつつ、垂れ流していこうかな。
とか言ってるうちに、もう@年。

積ん読

2012-03-10 21:37:41 | 日記

読み終わった本も未読の本も床に積み上げて、幸せを感じる変態的な私。


部屋、片付けねばな…

 

 

 

追記

酔っ払って携帯から投稿したら、写真が横むいとーる


6時間後に君は死ぬ <高野 和明>

2012-03-10 10:06:27 | 

 このタイトル、上手いよねぇ~。

 超興味引かれるじゃん。

 

 未来が見える山葉圭史にまつわる連作小説です。

 連作つっても、圭史繋がりってだけで、あんま連作っぽくなかったけど。

 って、連作の定義もよく知りませんが。 

 1本目の表題作とラストの 『3時間後に僕は死ぬ』 は、さすがにモロ繋がってたね。

 

 

 以下、ネタバレあり!!!

 

 

 

 いやー、表題作。

 途中までは圭史が犯人じゃねぇの、と思ってました。

 こりゃ失敬。

 

 突然街で見知らぬ男性に予言されて、それを多少の葛藤の後とはいえ、ああもすんなり受け入れて行動を共にするもんかねぇ、という野暮なツッコミは置いといて。

 

 『3時間~』 はハラハラしました。

 犯人は一体誰なのかなかなか見つけられず。

 それが分かったのはもう起こってしまう寸前。

 なんとか食い止めたと思っても、運命はなかなか変わろうとしてくれない。

 美緒は助かるのか、助からないのか?!

 っていう見せ場はもう!!

 なかなか楽しかったっす。

 

 ところで運命がどうやっても変わらないのなら、圭史と美緒ってば、やっぱ最終的に上手くいかないのでは?

 でも美緒曰く 『女は目先の幸せしか見えないものよ』 って覚悟だし、イイんだよきっと!

 

 

 

 

 

 

 

 

6時間後に君は死ぬ (講談社文庫)
高野 和明
講談社