いやー、SPにあやかって(?)見てみました。
オモロイがな。
適度にコメディであり、適度に家庭礼賛であり。
イんでないの?
高校生たちがイイですな。
家族愛だー、親子愛だってのは、今のアタクシには一番イタイテーマなので、その辺はちょいと辛いものがありましたが。
ま、それは個人的な観点に過ぎないので。
そういうものも織り交ぜて、笑いアリ、ホロリありって感じの映画ですな。
テンポもイイし、岡田君もカッコイイし。
↓素敵に楽しめると思います
以下、ネタばれありかも!
それにしても、岡田くんってば、なんて美しいオトコなのかしら。
鷹の舞(?)ひとつ取っても素晴らしい。
あれは身体の、筋肉の否、細胞の使い方を知ってる人間の動きですよ。
重力さえも超越しているというか。
SPのときにも思ったけど。
ちょっと身長が足りないのがなんですが、彼こそ『美しい男』の称号に相応しいと思うのです。
堤さんは、まぁさすがですよね。
情けなオッサンから、がんばるオッサンへ、そして素敵なダディへ。
過酷なトレーニングを、それらしく乗り越えていく様が、程よくリアルでコミカルです。
電車のつり革でトレーニング(?)してるとことか、超笑えます。
バスとの競走とかね。
ありえないんだけど、笑える。
しかも、あんなちょい脇エピソード的場面に出てくるキャストが、まぁ豪華ですこと。
須藤君…もとい、石原とのラストの対決。
まぁ、正式なボクシングの舞台ではなく、『ケンカ』ですから。
勝つのは簡単なんでしょう、確かに。
そして勝てるからこそ、問題なのはその先にあるもの、って事ですわな。
それら全てに見事に勝利をおさめ、ダディは飛ぶんですな。
見事なハッピーエンドですよ。
だからこそ、素晴らしい!!
ところで。
戦い方のトレーニングの最初で、あまりに見事に堤さんが殴られるのが、個人的爆笑ツボでした。