三十汁+α

いよいよ三十路のアタクシを、節度を保ちつつ、垂れ流していこうかな。
とか言ってるうちに、もう@年。

コープス・ブライド

2006-07-29 23:10:36 | 映画
 本当は映画館で観たかった一作です。
 つい、観そびれてしまったのだ。


 感想を一言で言うとするなれば。

 『成仏やね、成仏したんやね?!』

 です。
 日本人で、仏教徒ですすすすいません。


 キャラクター達がとても特徴がある、というかかなり個性的なので、最初は馴染めるかなー、と思っていましたが。
 いやいや、やはりスバラシイものはスバラシ。
 コープスブライドが、時折ものすごく美しく見えるのです。
 虫食ってて、所々骨も見えているというのに。
 いや本当に。

 キリスト教社会で死後の世界をあれほど活き活きと描く事って、どうなの?
 と思ったりもしたけど、ま、いっか。
 だって作り手も演じ手も楽しそうだもんね。

ZOO 1・2 <乙一>

2006-07-28 17:04:40 | 
 うーん、なんなんでしょう、これは。
 ってオビ通り?
 
 残念ながら、感情移入ものめりこむ事もできませんでした。
 1つ1つがバラバラ過ぎるのかなぁ…。
 好きな話とか何本かあるんですよ。
 でも何だかしっくりこないっていうか。
 GOTHの方が好きだったなぁ、と思うと、1冊の本の中である程度同じ空気感が流れている方が好きってことかしらね。
 それとも、ZOOがアタシの理解の枠を超えてるのかしら。

 いずれにせよ、もう1度読みたいと思います。

食わず嫌い王

2006-07-28 15:37:26 | テレビ
 出てましたな、御存知大泉洋。
 仕事帰りに駅で偶然会った会社の人と軽く飲みに行ったけど、間に合うように帰ってきましたがな。
 美味しいもの食べて、楽しくお喋りして、帰ってきて洋ちゃん見られて、最高ですがな。

 洋ちゃんは、やはりああいうポジション(いじられてナンボ)が一番面白いわ。
 とんねるずのお二方も、いじくり倒してたものね。
 でも考えてみれば、洋ちゃんいじくりの先駆けって、藤村D(水曜どうでしょう参照)なのかしら。
 やっぱり藤村君達と絡んでる時の方が、素な感じするしなぁ。
 それともやっぱ、東京の番組の方が気合が入っちゃうとか?
 「東京に帰る」発言もあったらしいしねぇ。

 どうぞ、決して垢抜けることなく、いじられてナンボのままでいてほしいものです。ふふ
 

ユージニア<恩田 陸>

2006-07-24 23:33:39 | 
 もう、タイトルだけでメロメロです。
 さらに装丁で腰砕けです。
 ハードカバーって重いし高いけど、煌びやかで雅でかなり贅沢な代物なんですね。うっとり

 選びに選んだチョコレートコスモスがあっという間に読み終わってしまったので、急遽高松の本屋で購入です。
 もともとこれも最後まで迷った1冊だったので。
 恩田さん中毒の私としては、もうタイトルと装丁だけで100点満点なんですがね。(だってカバーの裏までもっ)

 タイトルと装丁だけで(しつこい)クラクラしてましたが、実は意外に分かりにくい話なのかな、と。
 旅先で読むより、一晩でがっつり集中して読んだほうがイイ感じっぽい。
 後で気付いたんですが、本に挟まってたしおり(?)に『真実を話しているのはいったい誰なのか』と書いてありまして。
 私ってば情けなくも、だーっと読んでしまったんですが、つまり真実を話していない人がいるって事なわけですよね。
 あと第三章だけ名前が違うよね?
 これってどういうこと?!
 ミステリは好きなんですが、もともと謎解きとかに重きを置かずに読むタイプなんで、もぅさっぱり…

 また、何度も読むと思います。
 
 

下北サンデーズ

2006-07-24 23:21:31 | テレビ
 またまた上戸彩ちゃんではないか。
 
 これ、もともとそんなに見る気はなかったのだが、道後の旅館でたまたま。
 したら、まぁ旅先の浮ついた気分と相まってか、えらく楽しいドラマではないの。
 てなわけで、続けてみてます。
 
 そこかしこに堤色があふれ出ておりますな。
 今のところまだ、許容範囲です。(←偉そうな)
 というか、かなりイイ感じです。
 なんでしょう、全体の雰囲気と言うとかなり大雑把ですが。
 サンデーズの面々も、ボロアパートも、メンメンテイ(漢字忘れた)もちくわ木産も実家の父ちゃんたちも。
 まぁなんですが、つまり結構気に入っちゃってます、下北サンデーズ。
 HPもかなり凝っててイカしてます。

 それにしても恐るべきは、ジャ○ーズの肖像権への徹底っぷり。
 HPでサトシンだけ写真じゃねぇと思ったら、彼ってばジュニアだったのね…

↓もはや…

2006-07-24 23:10:09 | 日記
 むー、一体何がメインに気に障っていたのだろうか。
 もはや全く思い出せない。
 何だか腹立たしくて、帰ってきて暴れてたのは覚えてますが。
 怖や怖や

最近

2006-07-21 23:30:26 | 日記
最近大勢で飲むと、酔うと酔わざるとに関わらず、やたら誰もがアタシを心配して改札まで送ってくれたがる。
それってば恐らくかなり有り難い事で、気付くと気付かざるとに関わらず、かなり守られてれるって事になるんだと思う。
私にしても、前後不覚になるまで酔っ払って気付いたら家に居るより、何だかフラフラ酔っ払って気持ちイイな~、くらいで気付いたら家に居る方がよっぽど気持ちイイし。
でもコレってばどうなの?!
バカにしてんのか?!
とまでは言わないけど、何だか馬鹿馬鹿しいよねぇ。
飲むと飲まざるとに関わらず。

チョコレートコスモス<恩田 陸>

2006-07-21 15:46:58 | 
 初めての一人旅に持っていくのに、選び抜いた1冊がこれでした。
 どう想像しても、一人旅先で読んで外れないのは恩田さんしかなく。
 しかし文庫化されてるものは、もう全て読みつくしており。
 重いのは大嫌いなこの私が、ハードカバーを旅に持っていくという荒業に辿り着いたわけです。
 まぁ未読の恩田さん単行本のうち、ブックオフで手に入るものという、こだわってる割に邪道な感じの選抜でしたがね。
 
 結果は大満足でした。
 重い思いをして持っていった甲斐があったってもんです。
 
 ミステリ色は薄いかな。
 少女漫画の世界に近いのかも。
 演劇界だしちょっと「ガ○スの仮面」ちっくっていうか(笑
 でも、読んでいてなんども鳥肌がたちました。

 色々とつっこむトコはあるんでしょうが、私は恩田さんの持つ世界観というか空気管を丸ごと愛しているので、こういう話はこういう話でイイんじゃないか、と。
 
 「チョコレートコスモス」がどんな話になるのか、ぜひとも読んでみたいものです。

千と千尋の神隠し

2006-07-20 11:18:22 | 映画
 いやぁ、何度見てもイイもんはイイね。
 とても楽しい、それでいて少し切なさが残る。

 いつもながらジブリ映画のスピード感は圧巻。
 空の青さ、緑の深さ、花の美しさもスバラシイ。
 
 しかしまぁ、ハクってば罪作りな男(神様?)だな。
 あんな状況であんな風なコトバをかけられたら、もうそりゃストンと惚れるしかないわよねぇ。
 でも川の神様ってコトは、実は爺さんなのかしら。
 それともあの姿は、神様年齢であれくらいってコトかしら。
 いずれにせよ、惚れる。

 暴れるハクにちょっとも怯えたりしないで苦団子を飲ませる千尋。
 あのシーン好き。
 愛だね。
 ひょろひょろの都会ッコには、全然見えないよ。
 
 湯屋で働くって決めてからの千尋の成長は、著しいと思う。
 働くってスバラシイ、って事かしら。
 宮崎さんの描く女の子が魅力的な理由の一つは、覚悟の深さとそれに付随する潔さなんじゃないかしら、と思ったりして。
  
 なんにせよ、素敵な映画です。



 ところで、得点映像の絵コンテ全編はスゴイよ。
 全部見てないけど。

グース

2006-07-19 17:17:29 | 映画
 どーせ動物の感動モノでしょ。
 と思っててすいません。

 まぁ動物の感動モノであることには違いないのですが、とりあえず可愛いのです。
 グースも可愛いし、出てくる人たちもキュート。
 おかしげな人ばっかりなんだけどさ。
 映像もステキです。
 さすがカナダ、外さないね。
 音楽も良いのではないでしょうか。

 まぁ色々とユルイとこもあるんです。
 子供があんなモノで長時間飛行しうるのかとか、その間ウンコはどうしてんだとか。
 何故前もって国境超えの申請をしないのだとか、ビルの間は無理だろとか。

 まぁその辺のユルさゆえに、「さぁ感動しろ!」という強圧的な感じがしないので、私的にはかなりイイ感じなんですがね。
 「そんなアホな」とつっこみつつ、可愛いグースとキュートな登場人物たちに和みつつ、観た後はほんのり暖かい気持ちになる、そんな感じの映画です。
 
 それにしても思春期の娘を持つ父として、赤いパンツっていうのはどうなんだい。