医科歯科通信  (医療から政治・生活・文化まで発信)



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名古屋の寒さには堪えた

2015-03-12 07:00:45 | 創作欄
3月10日、名古屋はまさかの雪であった。
テレビ画面は望遠レンズで降りしきる雪を大映しにした。
「うお!すげい」驚くファンたちの声があがった。
雪のなかを走る選手たちの姿が霞む。
雨で自転車の後輪は微妙に滑るそうで、雪ならなおさらだろう。
輪太郎は名古屋の2月の寒さを肌で感じたことがあった。
「私は沖縄出身なので、この半端ではない寒さが堪えます」
タクシーの運転手が言っていた。
「確かに、名古屋は寒いですね」
輪太郎は迂闊にも、コートを新幹線のなかに置き忘れて名古屋駅で下車してしまった。
ベルベットの厚でのブレザーを着ていたが、コートなしでは名古屋の寒さには堪えた。
思えば、前年の3月にコートを着ずに長野へ行ったことも思い出された。
仕事を終えてから善光寺へ歩いて向かったが、5分ほどで寒さに耐え兼ねて喫茶店へ逃げ込んだ。
結局、善光寺へ行くのは諦めタクシーで長野駅へ向かい帰宅した。













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