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「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」

2015-03-12 07:24:19 | 社会問題・生活
昨夜(3月11日) CSテレビのチャンネルNECOで映画「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」を観た。

監督

若松孝二

脚本

若松孝二
掛川正幸
大友麻子
原作

掛川正幸
製作

尾崎宗子
大友麻子

上映時間

190分

『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』は、2008年公開の日本映画。若松孝二監督。

若松監督は本作品の構想を2005年の段階で明らかにしており、自身の集大成とも位置づけている。

内容は、ベトナム反戦運動や公民権運動、ヒッピー文化やパリ5月革命など世界的な左翼全盛の時代に、日本でも反権力的な学生運動が盛り上がっていたころが舞台である。その学生運動の中でも最も純粋であったがゆえに、真剣に革命の実現を信じた連合赤軍の若者たち。彼らが何に突き動かされ、どのような葛藤を経てあさま山荘事件へと至っていったのか、そしてリンチ事件へと至ったのか。連合赤軍側の立場から、彼らの生き様を描こうとしている。

本作品は低予算であり、制作費の一部はカンパでまかなわれた他、若松孝ニ監督が自宅を抵当にいれ、宮城県大崎市(旧鳴子町)の自身の別荘をあさま山荘のロケセットとして使用、解体までおこなって、ラストシーンの撮影が行われた。また、リアルさと現場での緊張感を優先させる為、出演者はオーディションの段階からマネージャーの帯同禁止、メイクや衣装も自前で用意させる、山岳ベースからあさま山荘シーンの撮影時には、宮城の山中での長期合宿等、焦燥感ある空気を画面に創り出す工夫が成されている。撮影は「順撮り」(ストーリーの順番)で行われたため、出演者達が段々憔悴していく姿がリアルである。長台詞が多いので、棒読みにならないよう感情を乗せるのが難しかったという。

逆の立場の映画として、連合赤軍と対峙する警察による視点で描かれた映画『突入せよ! あさま山荘事件』がある。

2007年12月22日に若松監督がオーナーの映画館シネマスコーレ(名古屋市)で先行上映された後、翌2008年3月15日に全国公開が開始され、順次、各地で上映されていた。

出演者[編集]
遠山美枝子:坂井真紀
坂口弘:ARATA
永田洋子:並木愛枝
森恒夫:地曵豪
重信房子:伴杏里
小嶋和子:宮原真琴
伊藤和子(活動家):一ノ瀬めぐみ
持原好子:桃生亜希子
坂東國男:大西信満
植垣康博:中泉英雄
青砥幹夫:伊達建士
山本保子:比佐廉
寺林真喜江:神津千恵
中村愛子:木全悦子
大槻節子:藤井由紀
松本志信:中道亜希
山田孝:日下部千太郎
山崎順:椋田涼
進藤隆三郎:粕谷佳五
行方正時:川淳平
田宮高麿:本多章一
高原浩之:笠原紳司
梅内恒夫:渋川清彦
金廣志:RIKIYA
塩見孝也:坂口拓
奥沢修一:玉一敦也
吉野雅邦:菟田高城
寺岡恒一:佐生有語
杉崎ミサ子:奥田恵梨華
金子みちよ:安部魔凛碧
加藤能敬:高野八誠
加藤倫教:小木戸利光
加藤元久:タモト清嵐
さらぎ徳二:佐野史郎
松本礼二:倉崎青児
早岐やす子:田島寧子
山荘の管理人:奥貫薫
ナレーション:原田芳雄


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