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ミスター競輪こと中野浩一さんの存在

2015-06-07 01:50:30 | 未来予測学研究会
利根輪太郎が競輪好きになったのは、ミスター競輪こと中野浩一さんの存在を知ったことが契機となった。
彼は子どもの頃、父親の職業を競輪選手とは公にできなかったのだ。
それほど、父親の職を卑下していたのだ。
正確に記せば周囲・世間の空気から卑下せざるを得ない時代の流れになっていた。

当時の美濃部都知事が後楽園競輪を廃止した。
それは競輪そのものイメージをダーティーにするきっかけとなったであろう、と想われた。
つまり、輪太郎はダメージを受けたであろう競輪界への「にわか応援団」となったのだ。
アンチ巨人でトラキチの輪太郎は、圧倒的なファン層に支持されている巨人より関東の球団では横浜やヤクルトにも肩入れしていた。
打倒巨人であるので、阪神ばかりではなく、広島も中日も応援する。
中央競馬界が巨人の存在であれば、自転車好きの輪太郎は競輪に深くのめり込むのが必然。
さらに、「共産党嫌い」になったのは、共産党が競輪廃止を運動の一つの方針としていることだった。
オリンピックの種目に日本で誕生した競輪が採用された時、輪太郎は溜飲を下げた思いがした。
因みに輪太郎は自転車そのものが好きなので、何度もツール・ド・フランスを見に、フランスへも行っている。 -->

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