共同通信社 2014年7月28日(月) 配信
【モンロビアAP=共同】リベリア保健・社会福祉省当局者は27日、同国で最も著名な医師の一人であるサミュエル・ブリスベーン博士がエボラ出血熱に感染して死亡したことを明らかにした。エボラ出血熱で死亡したリベリア人の医師は同博士が初めて。
ブリスベーン博士は発症後、首都モンロビア郊外の施設に搬送されて治療を受けていたが、死亡した。同博士は、リベリアのテーラー元大統領の医療顧問を務めた経験を持ち、現在は同国最大の病院であるジョン・F・ケネディ医療センターでコンサルタントに就いている。
同省当局者によると、別のリベリア人医師もエボラ出血熱に感染し、ブリスベーン博士が死亡した施設で治療を受けているが、容体は日増しに悪化しているという。
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