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無許可健診疑いで 

2015-04-15 02:35:49 | 医療と介護
クリニック元経営者ら2人

共同通信社 2015年4月13日(月) 配信
 愛知県警は13日、無許可で健康診断をしていたとして医療法違反の疑いで、同県幸田町の「あおば会クリニック」の元経営者鳥居明史(とりい・あきぶみ)容疑者(48)=同県蒲郡市=と、経理を担当していた会社員成瀬道彦(なるせ・みちひこ)容疑者(59)=同県岡崎市=を逮捕した。
 逮捕容疑は県知事の許可を受けずに診療所を開設し、昨年9月9日と17日、蒲郡市と幸田町で健康診断をした疑い。その場に医師はおらず、2人は容疑を認めているという。
 県警や同県西尾保健所によると、クリニックは2005年7月、保健所に開設を届け出たが、管理者の医師が死亡したため07年12月に廃止届を提出。08年7月には別の医師を管理者として再度開設を届け出たが、09年2月に廃止届を提出していた。
 許可のないまま09年4月から少なくとも昨年9月まで健康診断を続け、分かっているだけで約3750人の採血や検尿をしていた。アルバイトの医師が手配できた場合は問診もしていた。自治体や学校での健康診断もしていたという。
 保健所は昨年6月以降、開設届を提出するよう文書と口頭で計10回指導、従わなかったため10月に県警に告発した。

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