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メタボ受診46%を80%にする…政府戦略素案

2014-07-14 15:56:08 | 医療と介護


読売新聞 2014年 07月11日 07:15

 政府が今月下旬の閣議決定を目指す「健康・医療戦略」の素案が10日、明らかになった。
 健康寿命を2020年までに今より1年以上延ばすことや、生活習慣病を引き起こす恐れのある「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」の人の割合を4分の1減らす目標を掲げた。国民の「健康度」を高めることで、日本が医療福祉先進国として世界をリードすることを目指す。
 日本は平均寿命が男性79・94歳、女性86・41歳(12年現在)なのに対し、健康寿命は男性70・42歳、女性73・62歳(10年現在)にとどまる。政府は、高齢化の進展に伴い健康寿命を延ばす重要性が今後一層高まっていくとみている。
 一方、メタボリックシンドロームの人の割合を、20年までに08年度比で25%減らすことも打ち出した。メタボの該当者は予備軍も含めると08年度で1400万人と推計されている。12年の調査では、15・6%がメタボ該当者だ。このため、40〜74歳を対象とした特定健診(メタボ健診)の受診率が12年現在で46・2%と低率であることから、80%に引き上げるとの数値目標も明記した。



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